JR奈良駅北に3基以上の未知の古墳群があった
奈良県立橿原考古学研究所付属博物館は3月25日、JR奈良駅の北約500㍍の地に、これまで知られていなかった3基以上の古墳群(4~5世紀)があったことが分かったと発表した。2000年度と2009年度の発掘で円筒埴輪や船形などの破片が数百点出土、分析した結果、時期の異なる埴輪が多数あり、墳丘は残っていないが、古墳群があったと結論付けた。この約2㌔北西には同時期の大王墓とされる佐紀古墳群があり、同博物館では「今回分かった古墳群は大王を支えた首長の墓では」とみている。
京都・大覚寺 高村光雲作 聖観音像 3点見つかる
ガレージセールで290円の器 競売で2億円に
大阪・茨木市で16世紀のキリシタンの墓跡
女優・高峰秀子さんの未発表随筆発見
女優・高峰秀子さんの未発表随筆発見
映画「二十四の瞳」「浮雲」など映画史に残る作品に主演した女優で、エッセイストとしても知られた高峰秀子さん(1924~2010年)の未発表のエッセイが、東京都港区の自宅で見つかった。1958年に夫で映画監督の松山善三さんと欧州旅行した際の旅行記で、新潮社から「旅日記 ヨーロッパ二人三脚」のタイトルで3月30日に刊行される。旅行記は、ベネチア国際映画祭に出席するために日本を発った1958年8月24日から、フランスやドイツ、スペインなどを回って帰国した翌年3月28日までの約7カ月間にわたる。各地の食べ物や買い物、映画の感想が淡々と綴られている。パリで画家の藤田嗣治に絵を描いてもらうなど、幅広い交友関係もうかがわれる。
漱石の松山の下宿先「愚陀仏庵」の復元を断念
唐招提寺境内で7世紀の仏像彫ったタイル出土
ダイアナ元妃のドレス1億円超で落札
1億年前の鳥の後ろ脚には翼があった
ロシアの隕石は45億年前に形成された物質
宮都支えた製鉄炉を再現 大津市・源内峠遺跡
宮都支えた製鉄炉を再現 大津市・源内峠遺跡
滋賀県大津市郊外、びわ湖文化公園の片隅に、源内峠遺跡(大津市)で見つかった7世紀後半の製鉄炉が再現されている。一見オブジェのようにも見える、楕円形の塔の群れがそれだ。一帯は7~8世紀の製鉄や製瓦陶に関わる遺跡が集中。現代風に表現すれば、当時の都、奈良県の飛鳥京や藤原京などへ物資を供給する古代のコンビナートだったとみられ、「瀬田丘陵生産遺跡群」として国史跡となっている。
源内峠遺跡もその一つで、製鉄炉跡が4基見つかっている。炉は粘土積みで長さ2.5㍍前後、幅30㌢前後、高さは推定1㍍余り。砕いた鉄鉱石と木炭を投入して点火し、側面に並ぶ穴からふいごで空気を送り込んで温度を1200~1400度まで高める。不純物(鉄滓=てつさい)を炉外に排出し、最後に炉壁を取り壊して、底に溜まったケラ(鉄素材)を取り出したと考えられる。15年前の発掘では鉄滓が15㌧も出土したという。炉の復元は地元住民らで組織する「源内峠復元委員会」によるもの。
キトラ古墳の石室内で新たな石材加工の目印の朱線
志賀直哉の未発表書簡 岡山で見つかる
東大寺二月堂で「修二会」本行始まる
奈良・薬師寺で東西両塔を同時公開
興福寺の出城跡で”堀切り”跡見つかる
大阪・豊中市 古墳時代後期 須恵器120点出土
形・規模似 京都・元稲荷古墳 神戸・西求女塚古墳
形・規模似た京都・元稲荷古墳 神戸・西求女塚古墳
向日市埋蔵文化財センターは2月28日、国内最古級の前方後円墳の元稲荷古墳(京都府向日市、3世紀後半)が、同時期の西求女塚古墳(神戸市灘区)と形も規模もほぼ同じことが分かったと発表した。1月からの調査で、元稲荷古墳の全長は94㍍、後方部の幅は50㍍、後方部とつながるくびれ部の幅は23㍍と判明。西求女塚古墳は全長98㍍、後方部の幅は50㍍、くびれ部の幅は25㍍。したがって、2つはほぼ同じ大きさで、ここまで似ている例は極めて珍しいという。同センターはそれぞれの被葬者は大和政権の同じランクに属し、どちらも政権が派遣した同じ職人集団が設計したのではないか-としている。
「お登勢」生家の記録文書 大津で発見
萩原朔太郎直筆のはがき 前橋で見つかる
水口岡山城跡で秀吉時代の石垣見つかる
山口・萩市で「幕末・維新girl’s サミット」
不動明王立像など運慶、快慶の仏像群が国宝に
卑弥呼の墓?初の立ち入り調査 奈良・箸墓古墳
卑弥呼の墓?初の立ち入り調査 奈良・箸墓古墳
考古学、歴史学の15の研究者団体の16人は2月20日、宮内庁が陵墓として管理している奈良県桜井市の箸墓古墳を立ち入り調査した。宮内庁が研究者側からの要望に応じて立ち入りを認めるのは初めて。同古墳は邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とする説があり、邪馬台国論争に深く関わる研究の進展つながるとみられる。研究者らは約1時間半かけて墳丘の最下段を一周し、地表に見える葺き石や土器などの遺物の状態、墳丘の形などを観察した。墳丘表面で、築造以前の様子を示す弥生最末期の土器などが見えたという。箸墓古墳は全長約280㍍。最古段階の前方後円墳で、全国の巨大古墳のモデルになったとの説が有力だ。
箸墓古墳と西殿塚古墳は土木技術に違い
墳丘堤の外に石敷き 奈良・橿原 菖蒲池古墳
墳丘堤の外に石敷き見つかる 奈良・橿原の菖蒲池古墳
奈良県橿原市教育委員会は2月20日、同市の菖蒲池古墳(7世紀半ば、方墳)で、墳丘を囲むとみられる盛り土や、その外側に施された石敷きが見つかったと発表した。石敷きは墳丘の東西約20㍍の場所で、堤とみられる盛り土に沿って東西2㍍、南北4.5㍍分が見つかった。この時期で立派な石敷きがあるのは宮殿と寺院だけという。
通常は堤までが古墳の範囲とされ、さらに外側から施設が見つかるのは極めて異例。堀の幅は古墳正面から奥に行くほど狭くなることも判明。正面から見た際の遠近感を出す工夫とみられる。こうした手の込んだ造りから、古墳の被葬者は649年、無実の罪により山田寺で自害した蘇我倉山田石川麻呂や、皇族などとする説がある。
和歌山で古典芸能「花園の御田舞」
川端康成の初の新聞小説「美しい!」見つかる
小泉八雲が交友に宛てた手紙44通を松江歴史館で展示
宮殿並み蘇我馬子邸の塀跡か 大型柱穴列見つかる
富山・魚津市の縄文期の環状集落は全国最大規模
「卑弥呼の墓」解明へ 箸墓古墳など宮内庁が調査許可
「卑弥呼の墓」解明へ 箸墓古墳など宮内庁が調査許可
宮内庁は2月13日、日本考古学協会など考古・歴史学系の15の研究者団体に、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とされる箸墓古墳(奈良県桜井市)と、その後継者・壱与の墓とされる西殿塚古墳(同県天理市)の立ち入り調査を許可したと発表した。調査は20日に実施される。
両古墳は最古段階の巨大前方後円墳で、墳丘の詳しい形態など不明な点が多い。箸墓古墳は全長約280㍍で、宮内庁は第7代・孝霊天皇の皇女の墓として、西殿塚古墳は全長約230㍍で、宮内庁は第26代・継体天皇の皇后、手白香皇女の墓として、それぞれ管理している。3世紀中ごろから4世紀初めに築造されたとみる説が有力だ。
来年の大河ドラマにらみ、姫路で黒田官兵衛PR
平等院鳳凰堂の屋根瓦の1553枚は平安期のもの
奈良・植山古墳で石室側面の石材が崩落
「若き日のモナリザ」ダビンチの制作を裏付ける新証拠
各地に「山田方谷を広める会」設立で盛り上がる
各地に「山田方谷を広める会」設立で盛り上がる
幕末、備中松山藩(現在の岡山県高梁市ほか)の財政を建て直した陽明学者、山田方谷(やまだほうこく、1805~1877年)の事績をもっと幅広く知ってもらおうとの動きが目立ってきた。地元岡山県の関係者は、NHKの大河ドラマ化を求めて署名運動を展開するほか、各地に昨年から「山田方谷を広める会」が設立されているという。
方谷は農民の子に生まれながら、松山藩板倉家の家老にまで出世。幕府の老中に就いた藩主・板倉勝静(いたくらかつきよ)を通じて幕政にも関わったほか、藩主に代わり危機的状況にあった藩財政を立て直すなど抜本的な藩政改革を推進した人物だ。全国的な知名度はいまひとつだが、戊辰戦争の折、執政として越後長岡藩を率いた河井継之助など明治維新期の著名人に思想面で大きな影響を与えた。また教育面でも大きな足跡を残した。
奈良・纏向遺跡 「建物群は3棟」従来見解を修正
川端康成の未発表小説、自筆原稿を確認
英リチャード3世の遺骨を確認 DNA鑑定で
18世紀 音色再現 ノートルダムに新たに9つの鐘
唐招提寺など奈良9社寺が復興願い福島でシンポ
新宿で4000年前の縄文時代の人骨11体分発見
後白河法皇の側近・俊寛の自筆書状を初確認
後白河法皇の側近・俊寛の自筆書状を初確認
京都・陽明文庫が所蔵する公家の日記「兵範記(ひょうはんき)」(重要文化財)の紙背文書(しはいもんじょ)から、平安時代末期の僧、俊寛の手紙が見つかった。俊寛の自筆書状が確認されたのは初めて。俊寛は後白河法皇の側近で、平家打倒の陰謀を企てた鹿ケ谷事件(1177年)に加わって事前に発覚、鬼界島に流罪となった僧で、平家物語に登場、能や歌舞伎の演目としても有名。書状は船木荘という荘園からの上申書に関して「兵範記」の筆者、平信範宛てに判断を求める内容。「法師快□」(□は途中で紙が切断されている)の末尾の署名を、今回デジタル化によって見やすくなった文字を再検討した結果、「法眼俊□」と読めることが分かった。
平泉 鳥獣戯画に似たカエルが描かれた木片出土
飛鳥寺西方遺跡で「槻の樹の広場」の遺構発見
堂内修理ほぼ終了で東大寺法華堂の本尊戻る
エチオピア南部で175万年前の原人の石おの発見
阿仁マタギ 狩猟用具を民俗文化財に 文化審答申
阿仁マタギの狩猟用具を民俗文化財に 文化審が答申
文化審議会は1月18日、「阿仁マタギの狩猟用具」(秋田県北秋田市、秋田市)を重要有形民俗文化財、「呼子の大綱引き」(佐賀県唐津市)など3件を重要無形民俗文化財に、それぞれ指定するよう下村博文文部科学相に答申した。阿仁マタギは北秋田市を拠点とする狩猟集団。国内の狩猟習俗を知るうえで重要として、行商道具を含む293点を指定する。呼子の大綱引きは毎年6月に行われる。「浜組」と「岡組」に分かれて綱を引き、浜組が勝てば豊漁、岡組が勝てば豊作になるとされている。5月の節句に合わせて行われる綱引きとして九州に現存する唯一の事例。このほか、兵庫県三木市立金物資料館が保管、展示している「播州三木の鍛冶用具と製品」など4件を登録有形民俗文化財、小学生の女の子が演じる神事芸能「河口の稚児の舞」(山梨県富士河口湖町)など5件を無形民俗文化財にするよう求めた。