奈良・纏向遺跡 「建物群は3棟」従来見解を修正

奈良・纏向遺跡の「建物群は3棟」従来見解を修正
 奈良県桜井市纏向学研究センターは2月1日、邪馬台国の有力候補地とされる同市の纏向(まきむく)遺跡の、方位や中心軸を揃えて建ち並んでいたと考えられていた3世紀前半の建物群4棟のうち、1棟について「存在しない」と従来の見解を修正した。35年前の発掘で柱穴5つが見つかった建物群の西端の1棟について、調査区域を広げて発掘したが、想定した場所で建物の痕跡が見つからなかったという。

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