中国国有の鉄道車両大手、中国中車集団は7月20日、設計速度が時速600㌔に達するリニアモーターカーを発表した。同国のリニアモーターカーの技術はこれまでドイツなどから導入されてきたとみられるが、今回の600㌔については中国独自の技術で開発したとしている。ただ、実際に600㌔で試験走行する時期については明らかにせず不明。
600㌔リニアは5両編成で1両につき100人超が乗れる。最長で10両編成を想定している。今回の発表のポイントは制御システムで、600㌔リニアについて制御関連システムを含めて完成したと強調している。
モデルナ製5,000万回分追加 22年初め 3回目接種用も
厚生労働省は7月20日、早ければ2022年初めにも米モデルナと武田薬品工業から新型コロナウイルスワクチン5,000万回分
の追加供給を受ける契約を結んだと発表した。モデルナは3回目の追加接種(ブースター接種)用や変異ウイルスに対応したワクチンを開発中で、承認されればこのワクチンの供給を受けることも可能になるという。
モデルナ製ワクチンは、日本では武田薬品が治験、申請、流通を担っている。9月末までに計5,000万回分の供給を予定。今回の追加契約で日本への供給量は計1億回分となる。
川崎重工 韓一現代セメント向け排熱発電設備を受注
川崎重工(神戸市中央区)は7月20日、韓国の韓一現代セメントより同社の寧越工場(所在地:江原道寧越郡)向けにセメント排熱発電設備を受注したと発表した。同設備は日産5,800トンのセメント製造設備2系列に設置され、出力は約22.6MWで、2022年12月の引渡しを予定。今回受注した設備はセメント排熱回収ボイラ、復水式蒸気タービン、発電機等で構成される。
寧越工場ではこの発電設備の導入に伴い、工場全体の電力消費量の約30%を賄う。また、化石燃料由来の電力使用量削減により、年間約10万トンのCO2排出削減にも寄与する。
メタウォーター 中国 浄水場向けオゾン発生S受注
メタウォーター(本社:東京都千代田区)は7月19日、中国江蘇省無錫市の錫澄浄水場向けに、酸素原料式高濃度オゾン発生システム(2期工事)を受注したと発表した。1期工事と同タイプの酸素原料式高濃度オゾン発生システム1台を納入する。
これにより、同施設ではすでに納入している3台と合わせて計4台の同社製オゾン発生システムが稼働し、100万㎥/日に及ぶ全処理水がオゾンを使って高度処理されることになる。
21年1~6月白物家電出荷額1.32兆円で30年ぶり高水準
日本電機工業会が7月20日発表した2021年上半期(1~6月)の白物家電の国内出荷額は、前年同期比9.7%増の1兆3,281億円で、上半期として30年ぶりの高水準だった。新型コロナウイルス禍で外出抑制や在宅をしいられたため、ルームエアコンなど”巣ごもり”需要を反映した形となった。
パナソニック 中国江蘇省で高齢者向け住宅公開
パナソニックは7月19日、中国江蘇省宜興市で高齢者向け住宅「雅達・松下社区」を公開した。同住宅は協業する中国健康事業大手の雅達集団が開発する高齢者向けスマートタウンの一角に設けた。建設面積は約30万㎡で、戸建てと低層住宅合わせ計1,170戸を設けている。2021年10月にも入居を始める。なお、2020年10月に発売した戸建て型の約170戸は完売したとしている。同社では中国における健康・介護事業に注力する。
中国では急速に高齢化が進行。60歳以上の人口は2020年末時点で2億6,000万人を超え、今後5年は毎年約1,000万人のペースで増えていくと予測されている。
阪急阪神不動産 ベトナムに現地法人 ASEAN事業強化
阪急阪神不動産(本社:大阪市北区)は7月15日、ベトナム・ホーチミン市に現地法人「Hankyu Hanshin Properties Vietnam Company Limited」を5月10日に設立し、8月1日より業務を開始すると発表した。ASEAN地域の不動産事業を強化する。新会社の資本金は84億ベトナムドン(約3,800万円)で、同社が全額出資する。
同社は現在、住宅分譲事業をベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシアの5カ国で展開。そのプロジェクト件数は30件、供給戸数3万戸超に上っている。
GSに無人コンビニ 三菱商事エネなど全国展開へ
三菱商事エネルギー(本社:東京都千代田区)、JR東日本の関連会社で無人決済店舗を開発するTOUCH TO GO(本社:東京都港区、以下、TTG)、計量器メーカーのタツノ(本社:東京都港区)の3社は7月19日、全国のガソリンスタンド(サービスステーション、以下、SS)内に無人決済店舗を設置する業務提携契約を締結したと発表した。
2021年9月には千葉市内に国内初の実証実験店舗1号店をオープンする。食品や飲料、生活用品などを販売し、共同でSSにおける無人コンビニ事業の全国展開に取り組む。
ヤマハ発動機 50年に二輪EV9割へ 脱炭素へ目標
ヤマハ発動機(本社:静岡県磐田市)は7月19日、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量削減に取り組み、2050年までに二輪車の電動化比率を9割に高めることを目指すと発表した。船外機についても電気モーターや燃料電池で動くタイプを、2050年時点で8割超とする。
二輪車のEV比率は現在1%にも満たない。2030年に2.6%、2035年に20%と段階的に引き上げていく計画。
富士フィルム 専用の装置不要な抗原検査キット発売
富士フィルムは7月19日、専用の検査装置が不要なハンディタイプの新型コロナウイルス抗原検査キットを、体外診断用医薬品として富士フィルムメディカルを通じて、7月27日より発売すると発表した。写真の現像プロセスで用いる銀塩増幅反応による高感度検出技術を応用したもの。
今回発売するキットは、検査場所を選ばず、簡便・迅速に新型コロナウイルス抗原の有無を検査できる抗原検査キット。カートリッジに検体の抽出液を滴下した後に、簡単なボタン操作だけで⒑~13分で検査結果が得られ、その場で結果を目視確認することができるという。コロナの変異株、アルファ株、ベータ株、ガンマー株に対してもウイルス抗原を検出できることを確認している。
エーザイ 認知症新薬 米国の「投与環境の整備に全力」
製薬大手のエーザイ(本社:東京都文京区)は7月19日、米国で投与が始まったアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」(一般名)について、「投与環境の整備に全力で取り組む」とのコメントを発表した。
米バイオジェンと共同開発した同新薬を、一部の米医療機関が使用を見送る方針を示し、普及に懸念が生じている。こうした動きを受けたもので、エーザイでは「他の米大手医療機関などで採用が進み、投与人数も増えている」としている。
大阪ガス 豊田織機とアンモニア燃料のエンジン開発
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は7月16日、豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市)と共同でアンモニアを燃料とする小型エンジンシステムの開発を始めたと発表した。これは2021年4月に採択された環境省の委託事業で、同システムの技術開発および実証実験を行う。
2021年度と2022年度でアンモニアエンジンの要素技術の確立、エンジンシステムの性能実証および実機搭載による運転実証に取り組む。
脱炭素社会に向けて、アンモニアは水素と同様、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないことや、貯蔵や輸送などで既存のインフラを活用できることから化石燃料の代替として注目されている。ただ、アンモニアは燃えにくいという課題があるため、単体で利用できる小型エンジンの実用例はない。したがって、実現すれば世界初になるという。
大阪ガス 豊田織機とアンモニア燃料のエンジン開発
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は7月16日、豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市)と共同でアンモニアを燃料とする小型エンジンシステムの開発を始めたと発表した。これは2021年4月に採択された環境省の委託事業で、同システムの技術開発および実証実験を行う。
2021年度と2022年度でアンモニアエンジンの要素技術の確立、エンジンシステムの性能実証および実機搭載による運転実証に取り組む。
脱炭素社会に向けて、アンモニアは水素と同様、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないことや、貯蔵や輸送などで既存のインフラを活用できることから化石燃料の代替として注目されている。ただ、アンモニアは燃えにくいという課題があるため、単体で利用できる小型エンジンの実用例はない。したがって、実現すれば世界初になるという。
西武HD 国内40施設の売却検討 1,000億円超規模
西武ホールディングスが札幌プリンスホテル(所在地:北海道札幌市)やびわ湖大津プリンスホテル(所在地:滋賀県大津市)など国内約40施設の売却を検討していることが分かった。売却額は1,000億円超となる見通し。ただ、売却後もこれら施設の運営を受託し、プリンスホテルとして営業を続ける見込み。
千代田化工 インドネシアの銅精錬所建設を受注
千代田化工建設(本社:横浜市西区)は7月15日、米国の鉱業大手フリーポート・マクモランの子会社からインドネシア・東ジャワ州に建設する銅精錬所の設計・調達・建設(EPC)業務を受注したと発表した。溶錬工場、電解工場、硫酸工場、排水処理設備および付帯設備を建設、供給する。受注額、着工・完工時期などは明らかにしていない。
トヨタ 半導体不足で8月 高岡工場一部5日間停止
トヨタ自動車は7月16日、半導体不足で部品調達に支障が出て、高岡工場(所在地:愛知県豊田市)の一部生産を8月2日から6日の5日間停止すると発表した。これにより、同ラインで生産する「カローラ」および「カローラツーリング」が約9,000台の減産となる見込み。
ルネサス 子会社の山口工場を22年6月末に集約
半導体大手のルネサスエレクトロニクス(本社:東京都江東区)は7月16日、100%子会社ルネサスセミコンダクタマニュファクチャリング(本社:茨城県ひたちなか市)の山口工場(所在地:山口県宇部市)について、2022年6月末に集約すると発表した。現在同社で生産している製品は他拠点へ生産移管するほか、生産を中止する。
JFEエンジ 宇宙関連スタートアップ企業3社へ出資
JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は7月16日、J&TC Frontierを通じて宇宙関連のスタートアップ企業3社へ出資すると発表した。対象企業はALE、アクセルスペースホールディングス、スペースシフトの3社。
J&TC Frontierは2019年に、従来の事業ポートフォリオに捉われない新しい視点による事業の創出を目的に東京センチュリーと共同で設立した会社。
台湾TSMC 魏CEO 日本に工場設置「検討段階」
半導体の受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家最高経営責任者(CEO)は7月15日開いたオンライン業績説明会で、日本での工場設置について、「検討している段階にある」と改めて表明した。ただ、具体的な地名には言及しなかった。
日本ノート トナム・ドンナイ省に初の海外生産拠点
文具メーカ-大手のプラス(東京都港区)傘下で学用・日品・ビジネス用紙などの文具製造・販売を手掛ける日本ノート(本社:東京都江東区)はこのほど、ベトナムドンナイ省に工場を建設したと発表した。同社初の海外生産拠点となる。9月から本格稼働する。
スギ薬局 ベトナムのOmicareと業務提携で合意
スギ薬局(所在地:愛知県大府市)は7月16日、ベトナムで薬局型併設のドラッグストアで、EC事業を展開するOmicare Joint Stock Company(所在地:ベトナム・ハノイ市、以下、Omicare)と業務提携することで合意したと発表した。
スギ薬局グループで培ったトータルヘルスケアのビジネスモデルや商品供給に加え、互いの経営ノウハウの共有などを通して両社の事業展開を一層推進していく。
島津製作所 1時間で検出のPCR試薬キットを販売
島津製作所(本社:京都市中京区)は7月15日、新型コロナウイルスの変異株でインド由来のデルタ株「L452R」を、約1時間で検出するPCR試薬キットを公式に発売したと発表した。検査を手掛ける保健所や企業向けに販売する。
日鉄エンジ タイPTTEP社と天然ガス開発長期大型契約
日鉄エンジニアリング(本社:東京都品川区)は7月16日、タイのPTTEP社と天然ガス開発用のウエルヘッドプラットフォーム(以下、WHP)および海底パイプライン(以下、海底PL)の建設に関する長期大型契約:Bundled Project Phase3を締結したと発表した。
同プロジェクトは天然ガス開発のPhase1(2011~2015年)、Phase2(2015~現在実行中)に続く連続受注となる。このプロジェクトでは5年間にわたりWHP約40基、海底PL約280kmを建設する。受注金額は約1,000億円。
荏原 中国・合肥市のオーバーホール工場竣工
荏原製作所(本社:東京都大田区)は7月14日、海外グループ会社、合肥荏原精密机械有限公司(本社:中国安徽省)が7月8日にオーバーホール工場を竣工し、オープニングセレモニーを執り行ったと発表した。式典には合肥市政府をはじめとする社内外の関係者ら計およそ50名が参列した。
同工場の敷地面積は2万㎡。投資費用は約9,480万元(約14億円)。ドライ真空ポンプのオーバーホールおよびサービス&サポートを担う。2021年7月から稼働する。
川崎重工 タイの発電事業向けガスエンジン4基受注
川崎重工業(本社:神戸市中央区)は7月14日、シンガポールのJurong Engineering Ltd.(以下、JEL社よりタイの発電事業Ratch Cogeneration Expansion Project向けに、ガスエンジン4基を受注したと発表した。同プロジェクトは、タイの大手電力事業者Ratch Group Public Company Limited傘下のRatch Cogeneration Company Limitedが運営する110MW複合火力発電所に30MW級のガスエンジン発電所を建設するもの。
今回受注したガスエンジンは7.8MW級の新型ガスエンジン「KG-18-T」。JEL社はRatch Cogeneration Company Limitedから発電所建設業務を請け負っており、川崎重工業はJEL社にガスエンジン設備一式を2021年11月に出荷する予定。運転開始は2022年9月の予定。
パンチ工業 コロナ禍でベトナム工場を一時操業停止
精密金型部品の製造販売のパンチ工業(本社:東京都品川区)は7月13日、ベトナム工場の取引先企業で新型コロナウイルス陽性者が発生。接触のあった従業員3名が濃厚接触者と認定され、その他の従業員がその接触者と見なされ、結局全員に対し病院または自宅での隔離の指示があったためベトナム工場を当面の間、操業停止とすると発表した。
ベトナム工場で製造したカタログ品はグループの国内工場および海外工場に振り分けるほか、協力工場で対応する。
シャープ 唾液中の付着ウイルスも減らす 空気清浄技術
シャープは7月15日、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」に、付着した唾液中の新型コロナウイルスを減少させる効果がみられたと発表した。
島根大学、明海大学、京都工芸繊維大学の監修のもと、ウイルス対策として推奨されている湿度60%の条件下で、付着した唾液に含まれる変異株を含む新型コロナウイルスにプラズマクラスターイオンを2時間照射することにより、感染価が99.4%減少することも世界で初めて実証した。
空気中で浮遊するウイルスを減らす効果は2020年実証しており、今回落下した飛沫が机などに付着した場合を想定した。
三菱自 タイで日立物流と商用EVの実証実験で覚書
三菱自動車(本社:東京都港区)は7月15日、タイの製造・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランドは、日立物流のタイの物流会社Eternity Grand Logistics Public Co.,Ltd.(Eternity社)と6月9日、軽商用電気自動車(EV)の実証実験に関する覚書を締結したと発表した。
実証実験の期間は1年。日本で販売されている「ミニキャブ・ミーブ」をEternity社の輸送業務に活用する。Eternity社は今後、走行距離や充電状況、配送ルートなどのデータ集積を行い、EV普及に向けた環境整備の検証を進めていく予定。
阪和興業 インドネシア徳信鋼鉄がスラブ製造開始
阪和興業は7月12日、同社が10%出資するインドネシア・スラウェシ島の徳信鋼鉄有限公司(以下、徳信鋼鉄)が、6月28日にスラブの連続鋳造を開始したと発表した。これまでの製造品目、ビレット、線材、鉄筋に、新たにスラブが加わることで、インドメシア国内および「海外向けで徳信鋼鉄品の市場競争力がさらに強化されることが期待される。
徳信鋼鉄は2020年3月に第1高炉、2021年に2月に第2高炉をそれぞれ稼働。2021年6月の粗鋼生産実績は約34万トン、ビレット販売は約30万トンとなっている。第2高炉はスラブ用とブレット用の連続鋳造設備が併設されており、スラブの生産能力は最大で年間200万トンになる。2022年を予定している第3高炉稼働時には年間粗鋼生産600万トンとする計画。
外食ロイヤルと双日 シンガポールで合弁で現地法人
外食大手のロイヤルホールディングス(本社:福岡市)と双日(本社:東京都千代田区)は7月12日、シンガポールで共同出資の現地法人を設立する合弁契約を締結したと発表した。飲食・食品事業で、アジア市場での事業基盤の確立を目指す。8月に「ロイヤル・ソージツ・インターナショナル」を設立する予定。資本金は3万シンガポールドルで、出資比率はロイヤルホールディングス51%、双日49%。
クールJ GFキャピタル全株式をG-FACTORYに譲渡
クールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)は7月9日、保有する、シンガポールを拠点とするGFキャピタルの全株式をG-FACTORY(本社:東京都新宿区)に譲渡したと発表した。
クールジャパン機構は2017年12月に飲食店の経営サポート事業を展開するG-FACTORYとともに、日本の中小外食事業をのASEAN進出を支援するためGFキャピタルに出資。この間、タイ、シンガポールを中心に多くの外食事業のASEAN出店を支援し、中小外食企業にとって単独では難しい海外進出の足掛かりとなるプラットフォームとして一定の役割を果たしてきた。GFキャピタルがさらなる成長に向け、次の事業フェーズに移行するにあたり、現地のニーズに柔軟に対応し機動的に推進していけるようにするため、共同出資者のG-FACTORYに全株式を譲渡することを決めた。
長崎で国内最大級鳥脚類恐竜の化石 白亜紀後期
シャープ・芙蓉総合リース タイで電力販売事業
シャープの子会社、シャープソーラーソリューションアジア(以下、SSSA)は7月12日、芙蓉総合リースと同日、タイで電力販売事業を担う合弁会社「S-Solar Generation Thailand Co.,Ltd.」(所在地:タイ・バンコク)を設立する契約を締結したと発表した。シャープと関連会社が民間企業向けに発電事業を展開するのは初めて。
事業内容はPPA(発電事業会社が個人・企業と電力売電契約を結ぶ)方式による販売。契約先企業の屋根などに太陽光発電システムを導入し、発電した電気を設置先に対し、系統電力よりも割安な料金体系で販売する。SSSAはパネルの設置と保守業務を担う。
合弁会社とPPA方式により電力売買契約を結んだ企業は、初期投資ゼロで太陽光発電システムを導入でき、発電した電気を割安な料金で使えるのが大きなメリット。
ホンダ 中国の四輪車累計販売1,500万台達成
ホンダ(本社:東京都港区)は7月12日、中国現地法人、本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京市)が同日、中国での四輪車販売1,500万台を達成したと発表した。1999年1月の販売開始以来、22年6カ月での達成となった。ホンダのグローバル地域別販売として史上最速ペースでの達成となった。また、ハイブリッド車の累計販売も2016年の販売開始以来、4年7カ月で50万台に達した。
クラボウ 15分で確認できるコロナの抗体検査キット
クラボウ(本社:大阪市中央区)は7月12日、新型コロナウイルスのワクチン接種後に体内で抗体がつくられているか確認できる検査試薬キットを13日から販売すると発表した。
ワクチンを2回接種した後、1週間程度経ってから検査、少量の血液で約15分で完了する。医療機関や研究・検査機関向けに販売する。価格は10回分で税込み3万8,500円。また、新型コロナに感染した場合にできる別の抗体についても同時に調べることができる。
国分グループ本社 中国の上海恒孚物流を子会社化
食品、酒類などの卸売の国分グループ本社(本社:東京都中央区)は7月9日、中国の物流会社、上海恒孚(こうふ)物流有限公司を完全子会社化したと発表した。6月16日に持分譲渡が実行され、7月8日に工商登記が完了している。
国分グループは中国全土に向けたバリューチェーンの構築・強化を目指し、卸売事業・物流事業を柱としたビジネスの拡大を進めている。この一環として、上海、北京など主要都市を結ぶ幹線物流機能を備えている上海恒浮物流を完全子会社化することで、中国における事業展開を加速させる。
軽・中等症コロナの初の治療薬来週にも特例承認へ
厚生労働省は、新型コロナ感染症の治療薬候補「抗体カクテル療法」について、来週にも特例承認する方針を決めた。7月19日の専門部会で審議し、了承され次第、速やかに承認する。
これはウイルスに作用する2つの中和抗体「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた点滴薬で、承認された場合、国内で使用が認められる新型コロナウイルス治療薬としては4例目。軽症や中等症を対象とする薬としては初めて。
この薬は米製薬会社リジェネロン社が開発した。製造・販売する中外製薬が6月末、厚生労働省に特例承認を求め、申請していた。点滴で同時に投与するため、医療機関での使用が主となる。
5月機械受注3カ月連続増 基調判断を上方修正
内閣府が7月12日発表した5月の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比7.8%増の8,657億円となり、3カ月連続のプラスだった。これにより基調判断は前月の「持ち直しの動きに足踏みがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。上方修正は2020年12月以来、5カ月ぶりとなる。
製造業が2.8%増の3,901億円、非製造業が10.0%増の4,532億円だった。船舶・電力や官公庁、外需を含む受注総額は9.8%増の2兆7,547億円。
原発の発電コスト上昇 ,優位性揺らぐ 太陽光が最安
経済産業省は7月12日、2030年時点の原子力や火力、太陽光など各電源の発電コストを有識者委員会で示した。原発の発電コストは、東京電力福島第1原発事故を踏まえた安全対策費の増加などを反映し、1キロワット時あたり「11円代後半」と算定。過去の試算から大きく改められ、各電源の”最安値”は太陽光となり、コスト面での優位性が大きく揺らぐことになる。
主な電源別発電コストは、原発で2015年の試算の「10.3以上」から1割上昇。最も安いのは事業用太陽光で「8円台前半~11円台後半」。次いで住宅用太陽光の「9円台後半~14円台前半」、以下、陸上風力の「9円台後半~17円台前半」、石炭火力の「13円台後半~22円台前半」、LNG火力の「10円台後半~14円台前半」となっている。
アルツハイマー病新薬 米FDAが承認過程調査へ
米食品医薬品局(FDA)は7月9日、製薬大手エーザイ、米バイオジェンが共同開発した認知症のアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」の承認過程が適切だったかどうか、上部組織の厚生省の監察官に調査するよう自主的に要請したと発表した。
FDAの外部有識者委員会は有効性に否定的な意見だったため、FDAの承認後、批判や疑問の声が噴出し、委員3人が抗議して辞任した。米議会下院も承認過程を調べることを決めた。
キューピー 大豆原料で代替卵商品開発”半熟感”
キューピー(本社:東京都渋谷区)は7月9日、卵を使わずに大豆を原料としたスクランブルエッグ風商品「HOBOTAMA(ほぼたま)」を開発したと発表した。卵アレルギーを持つ人の需要を見込むほか、健康や環境への配慮から植物由来の代替卵に関心が高まるとみている。
約2年かけて開発し、見た目と食感の「半熟感」にこだわった。業務用としてファストフードやホテル、給食での利用を想定。
第一三共コロナワクチン 年内にも数千人規模の臨床
新型コロナウイルスワクチンを開発中の第一三共が、国産の「mRNAワクチン」の数千人規模の臨床試験を年内にも実施する方向で準備を進めていることが分かった。現在、日本国内で使われているmRNAワクチンはいずれも海外で開発されたもの。
同社は、開発中のワクチンを投与した人の抗体の値を、すでに実用化されたワクチンと比べて遜色ないことを確認する「非劣性試験」という方法で臨床を検討している。承認されれば埼玉県の工場で大量生産に入るための体制を整備している。
国内企業を新型コロナウイルスワクチンの開発は、このほかバイオベンチャーのアンジェス、塩野義製薬、製薬会社のKMバイオロジクスがそれぞれ臨床試験を進めている。
東海道は「53次」と、大坂までの「57次」があった
通常、東海道といえば「53次」が相場。ただし、これは江戸-京の宿駅だ。江戸時代初期に設けられたものだ。しかし、征夷大将軍職が初代徳川家康から、2代目秀忠にバトンタッチされたころからは、東海道は江戸-大坂までの「57次」となったようだ。
江戸幕府を開いた家康は、関ヶ原合戦(1600年9月)の直後に、京から江戸までの交通と情報伝達に最適なルート選定を家臣に命じた。その結果、1601年1月に40ほどの宿駅を決めて朱印状を出した。これが東海道の宿駅伝馬制の始まり。その際、53次をイメージ付けしたのが歌川広重の作品「東海道五十三次」(浮世絵木版画)だ。
2代将軍秀忠は1615年、大坂夏の陣で豊臣家を滅亡させると、家康の意向を受けて東海道を大坂までの延伸に着手する。そして設けられたのが大坂までの伏見、淀、枚方、守口の4駅で、これら4駅を合わせた「57次」が生まれた。
円山応挙の幽霊画と真筆認定 8月に青森で公開
青森市文化財審議委員らの調査によると、青森県弘前市の久渡寺所蔵の幽霊画「返魂香之図」が、江戸時代の絵師・円山応挙(1733~1795年)の真筆であることが分かった。8月13~15日、久渡寺で公開される。
弘前市教委などによると、米カリフォルニア大バークリー校付属美術館に寄託されている応挙の幽霊画と制作時期が近いことや、作品の技術の高さなどから真筆と判断した。応挙の幽霊画で真筆と認められているものは、米国の美術館に寄託されているものだけで、国内で真筆と確認されるの初めて。
返魂香之図は、弘前藩家老、森岡主膳元徳が相次いで亡くした妻らをしのぶため、応挙に制作を依頼したものと考えられる。久渡寺が所蔵していたことの経緯については、当の森岡主膳が1794年にこの絵を久渡寺に寄進したとの記録が残っている。
2,000年以上前の”古代のハス”滋賀・野洲市で見ごろ
東証1部664社・3割がプライム基準満たさず
東京証券取引所は7月9日、2022年4月に予定する市場再編巡り、東証1部に上場している2,191社のうち約3割にあたる664社が、最上位の「プライム」市場の基準を満たしていないと発表した。
東証は2022年4月に現在の1部、2部、ジャスダック、マザーズの4市場を、グローバル企業向けの「プライム」、中堅企業向けの「スタンダード」、新興企業向けの「グロース」の3市場に再編する。
国内外から投資マネーを呼び込む位置付けのプライム市場の上場維持基準は、現在の1部よりも厳しくなる。
基準未達の企業も改善に向けた計画を提出すれば残留できる経過措置が当面あるが、その後もとどまるには対応が必要となる。
エイチ・ツー・オー 大阪府と「包括連携協定」締結
エイチ・ツー・オーリテイリング(本社:大阪市北区)は7月7日、大阪府と「子ども・教育」「地域活性化」「環境」「健康・福祉」「雇用促進」「防災・防犯」「府政のPR」の7つの分野にわたる連携と協働に関する包括連携協定を締結したと発表した。
これにより、同社グループは大阪府とともに、個性豊かで魅力ある地域社会を実現すること等を目的とした取り組みを、より一層深化させていく。
京都・祇園祭2年ぶり「山鉾建て」始まる
ダビンチのクマの頭部の素描画13億円で落札
実測日本地図作製「伊能忠敬」神戸で特別展
江戸時代に日本初の実測日本地図を完成させた偉業をたどる特別展「伊能忠敬」が神戸市立博物館で7月10日から始まった。
会場では、忠敬と弟子らが全国を旅して、足掛け17年をかけた日本列島の測量事業により、つくり上げた日本地図作製にまつわる記録・資料、複製絵図、製図道具など約70点を展示。空前の事業を成し遂げた忠敬らの足跡をたどっている。
今年は、偉業達成前に没した忠敬の後を受け弟子たちが完成させた、精密な日本地図「大日本沿海輿地(よち)全図」を幕府に上呈して200年の記念の年にあたる。それは1821年、江戸城で披露された。大図30軸、中図2軸、小図1軸からなり、各地の測量を記録した「輿地実測録」が付されていた。
これら同図の正本は明治時代に皇居の火事で失われ、控えも関東大震災で焼失した。ただ諸大名に献上された複製の絵図が現存する。
特別展は8月29日まで。料金は一般1,400円、大学生700円、高校生以下無料。

