悪役列伝
- 皇帝ネロ 治世当初“名君”も、母・妻殺害の暴挙で暗転
- ヒトラー 政権掌握後「指導者原理」唱えて民主主義を排除し“暴走”
- 藤原頼長 貴族政治立て直しのため“暴走”したが、度外れた勉強家
- 藤原時平 菅原道真を讒言で大宰府へ左遷、失脚させた切れ者・左大臣
- 中根正盛 江戸時代前期の幕府のCIA長官で、“密事”を嗅ぎ出し、探索
- 水野忠邦 改革の着眼点はよかったが、ブレーンに恵まれず改革失敗者に
- 酒井忠次 家康の心理をくみ取れず、悲劇を生んだ単細胞男の暗転人生
- 河上彦斎 佐久間象山を殺害した、筋金入りの攘夷派の殺し屋
- 井上 馨 西郷に“三井の大番頭”といわれた“貪官汚吏”の権化
- 足利義政・・・応仁の乱で都を荒廃させ、浪費に明け暮れた政治家失格者
- 足利義満・・・大胆不敵な皇位簒奪計画が成就する直前、急死した将軍
- 井伊直弼・・・ 視点は幕府のみで、日本の将来見据える視点に欠けた超保守派
- 石川五右衛門 ・・・2人の外国人によって裏付けられた五右衛門の実在
- 吉良上野介・・・刃傷事件の片手落ちの処置が招いた“悪役”のレッテル
- 後醍醐天皇・・・天皇親政めざし倒幕へ策謀をめぐらし続けた君主
- 玄ホウ・・・橘諸兄政権の担い手として出世したが、やがて排除、左遷される
- 高 師直・・・足利尊氏の弟、直義と対立、引退に追い込み、幕政の実権握る
- 後白河天皇・・・政治的洞察力に優れ、「院政」を始めた比類なき政略家
- 芹沢鴨 ・・・近藤勇一派に敗れ、「燃えよ剣」のお陰で“悪役”に
- 蘇我入鹿・・・聖徳太子一族を滅亡に追い込み、国政を壟断した最高実力者