女 帝
|
日本において、7〜8世紀、そして17、18世紀、女帝が出現した時代があった。
とくに7〜8世紀の女帝時代は、中継ぎ的な要素より、様々な事情により皇位に 就いたもので、天皇として本来の業務を遂行。特筆すべき事績も残した女帝もいた ことは押さえておく必要がある。 第30代敏達天皇 第31代用明天皇 第32代崇峻天皇 第33代推古天皇(554年生〜628年歿)在位592〜628 第34代舒明天皇(593年生?〜641年歿) 在位629〜641 第35代皇極天皇(594年生〜661年歿)在位642〜645 第36代孝徳天皇(596年生?〜654年歿)在位645〜654 第37代斉明天皇(皇極天皇重祚) 在位655〜661 第38代天智天皇(626年生〜671年歿)在位668〜671 / 称制661〜668 第39代弘文天皇(648年生〜672年歿)在位671〜672 第40代天武天皇(? 年生〜686年歿)在位673〜686 第41代持統天皇(645年生〜702年歿)在位686〜697 第42代文武天皇(683年生〜707年歿)在位697〜707 第43代元明天皇(661年生〜721年歿)在位707〜715 第44代元正天皇(680年生〜748年歿)在位715〜724 第45代聖武天皇(701年生〜756年歿)在位724〜749 第46代孝謙天皇(718年生〜770年歿)在位749〜758 第47代淳仁天皇(733年生〜765年歿)在位758〜764 第48代称徳天皇(孝謙天皇重祚) 在位764〜770 *7〜8世紀の間に推古・皇極・斉明・持統・元明・元正・孝謙・称徳の八代の女帝が出現(太字部分) 第109代明正天皇 (1623年生〜1696年歿)在位1629〜1643 第117代後桜町天皇(1740年生〜1813年歿)在位1762〜1770 *江戸時代にも女帝が復活。第109代明正天皇は徳川秀忠の五女、和子が後水尾天皇に 入内した東福門院が産んだ女一宮<輿子内親王>。 |