英傑・名将の知られざる実像
- 明治天皇 一世一元と定めた近代立憲国家の指導者だが、人物評価は輻輳
- 嵯峨天皇 大家父長制のもと王権を統べ、平安文化を開花させた天皇
- 宮部鼎蔵 吉田松陰に影響を与えた肥後勤王党の中心人物で反幕活動に挺身
- 橘諸兄 聖武天皇を補佐し、生前に正一位に叙された初代橘氏長者
- 吉田忠雄 世界で知名度の高い「YKKファスナー」の創業者
- 岩瀬忠震 諸外国との条約交渉を担当した開明派官僚だが、一橋派支持し挫折
- 間部詮房 家宣・家継の二代にわたり側用人として幕政の采配振るう
- 梶原景時 頼朝の信頼厚く重用された実力者が、あっけなく失脚、一族滅亡
- 会津八一 奈良の古美術研究をライフワークとした歌人・書家・美術史家
- 賀茂真淵 古典の研究に没頭し、田安宗武に仕えて国学の師を務めた国学者
- 加納夏雄 明治の新貨幣の原画制作を担当した明治金工界の巨匠
- 加藤清正 秀吉の遠戚として将来を期待され、生涯忠義を尽くした武闘派
- 円仁 慈覚大師の諡号贈られるが、世俗の権力争いに加担した風評も
- 永井尚志 諸外国との通商交渉を担当し、旗本から異例の若年寄に栄進
- 叡尊 奈良・西大寺を復興、「興正菩薩」の尊号贈られた名僧
- 伊東玄朴 貧農生まれながら幕府奥医師まで登り詰め、蘭方の地位を確立
- 安藤信正 井伊直弼亡き後の幕政を掌握,公武合体へ和宮降嫁をまとめた人物
- 鮎川義介 日本で初めて自動車の量産に取り組んだ先覚者で日産の創業者
- 阿部忠秋 家光・家綱時代 松平信綱と対極にあった実務・実力派老中
- ジョン万次郎 漂流してアメリカに渡り教育を受け、幕府通訳を務めた英才