英傑・名将の知られざる実像
- 荻原重秀・・・慶長金銀の改鋳で悪評生むが、経済通で日本初の財務官僚
- 第十三回 貝原益軒・・・ 『養生訓』は幸福な長寿を楽しむ人の大きな指標
- 清河八郎・・・傲慢な性格が権謀術数に頼らせ、志半ばで死を招く
- 後藤象二郎 幕府に大政奉還を建白した功績大だが、尻すぼみの人生
- 海保青陵・・・近代日本の先駆的経済学者で藩・経営コンサルタント
- 久坂玄瑞・・・幕末の長州藩の尊攘運動を主導した、松下村塾の秀才
- 小松帯刀・・・幕末、28歳で薩摩藩家老職を務め、藩政をリードした英才
- 川路聖謨・・・幕府と武士道に殉じた幕末を代表する外交官の一人
- 栗本鋤雲・・・維新政府の出仕要請を固辞、幕臣の矜持を貫いた多才の人
- 小村寿太郎・・・幕末以来の不平等条約解消、関税自主権回復に尽力
- 岸田吟香・・・最初の社会部記者で、ヘボン博士の辞書編纂パートナー
- 黒岩涙香・・・スキャンダル記事と翻案小説で『萬朝報』を東京一にした天才
- 紀 淑望・・・ 『古今和歌集』の真の序文、真名序の作者 道真鎮魂が目的
- 小泉八雲・・・日本文化に深い愛情と理解を示した「日本紹介者」の一人
- 吉備真備 いったん失脚の憂き目に遭いながら復活した実力者
- 公慶・・・戦禍で焼失した大仏殿再建に生涯を懸けた三論宗の僧
- 佐野常民・・・幕末には珍しい非政治的人間で日本赤十字社の創立者
- 島 左近・・・石田三成が禄高の半分を与えて召し抱えた歴戦の兵法家
- 島津重豪・・・西洋文化に造詣が深かった浪費家は同時に藩の革命児だった
- 島津久光・・・斉彬の遺志継ぎ藩の存在感を誇示するが、保守派のため限界