京都・祇園で花街の”始業式” 芸の習得と上達誓う

京都市東山区の祇園甲部の歌舞練場で1月7日、新年を迎えた芸鼓や舞妓が芸の習得と上達を誓う”始業式”が行われた。始業式には、黒紋付きの正装に身を包み、稲穂の簪(かんざし)を付けた芸鼓や舞妓などおよそ100人が集まった。
能登半島地震の犠牲者を悼んで全員で黙とうを捧げた後、「祇園の伝統を誇りとし、心の修養に努め、伎芸の習得に励みましょう」と誓いの言葉を述べた。続いて、京舞・井上流の五世家元で人間国宝の井上八千代さんが祝の舞「倭文」を披露した。

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