住友商事 脱炭素の次世代事業の創出へ4月に司令塔・EII新設

住友商事(本社:東京都千代田区)は3月16日、次期中期経営計画の重点施策となるカーボンニュートラル社会の実現に資する次世代事業の創出を掲げ、従来の部門の枠組みを超えた新たな営業組織、エネルギーイノベーション・イニシアチブ(以下、EII)を2021年4月に新設すると発表した。
脱炭素・循環型エネルギーシステムの構築によるカーボンニュートラル社会の実現に資する次世代事業の創出に向け、経営資源を”司令塔”的役割を持たせたEIIに戦略的に投下。副社長執行役員をリーダ-とし、各事業の意思決定の権限を有し、機動力を持って戦略を遂行する。

造幣局の通り抜け 今年は事前申し込み制で4/8~14日実施

造幣局(所在地:大阪市北区)は3月15日、春の風物詩「桜の通り抜け」を4月8~14日に実施すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で2020年は中止したが。2021年は入場を事前申し込み制にして再開する。2020年12月から約1カ月間希望者を募集した。6万1,200人の定員に対し、約4万人の申し込みがあった。

1月機械受注 前月比4.5%減の8,417億円 4カ月ぶりマイナス

内閣府のまとめによると、1月の機械受注統計(季節調整値)は、民間設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比4.5%減の8,417億円となり、4カ月ぶりにマイナスとなった。基調診断は「持ち直している」を据え置いた。製造業は4.2%減の3,624億円、非製造業が8.9%減の4,744億円だった。船舶・電力や官公庁、外需を含む受注総額は1.7%減の2兆3,974億円。

JA全農 パックご飯事業に参入 サトウ食品と協力し生産4倍に

全国農業協同組合連合会(JA全農、本所所在地:東京都千代田区)は3月15日、パックご飯製造のJA加美よつばラドファ(所在地:宮城県加美町)を子会社化し、パックご飯事業に参入すると発表した。提携するサトウ食品と協力し、2022年度に生産能力を4倍にする。JA全農がパックご飯を直接手掛けるのは初めて。

ユーグレナ 米2社と航空バイオジェット燃料開発に成功

バイオベンチャー企業、ユーグレナ(本社:東京都港区)は3月15日、米国のChevron Lummus Global,LLC(以下、CLG社)、Applied Research Associates,Inc.(以下、ARA社)とともにユーグレナの製造実証プラントで、藻類などを原料にしたバイオジェット・ディーゼル燃料の開発に成功したと発表した。国内外の航空会社と燃料供給について交渉し、2021年内にバイオジェット燃料による航空機の飛行を目指す。

「葵祭」平安の雅の王朝絵巻「路頭の儀」コロナで今年も中止に

京都三大祭の一つ、5月15日に行われる予定の「葵祭」の呼び物の、”雅”な王朝貴族の平安装束をまとった関係者ら約1,500人がが都大路を練り歩く行列「路頭の儀」が、今年も中止されることになった。葵祭の中止は2年連続。新型コロナウイルス感染症がいぜんとして収束していないため。
行列に先だって5月4日に上賀茂神社(所在地:京都市北区)で行われる予定だった、葵祭の主役「斎王代」による”みそぎ”も、斎王代が2年連続で選ばれない事態となって中止となった。この結果、葵祭は上賀茂神社と下鴨神社で神社関係者による神事だけが執り行われるという。