「葵祭」平安の雅の王朝絵巻「路頭の儀」コロナで今年も中止に

京都三大祭の一つ、5月15日に行われる予定の「葵祭」の呼び物の、”雅”な王朝貴族の平安装束をまとった関係者ら約1,500人がが都大路を練り歩く行列「路頭の儀」が、今年も中止されることになった。葵祭の中止は2年連続。新型コロナウイルス感染症がいぜんとして収束していないため。
行列に先だって5月4日に上賀茂神社(所在地:京都市北区)で行われる予定だった、葵祭の主役「斎王代」による”みそぎ”も、斎王代が2年連続で選ばれない事態となって中止となった。この結果、葵祭は上賀茂神社と下鴨神社で神社関係者による神事だけが執り行われるという。

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