パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は3月5日、グループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(マレーシア)(本社:マレーシア)が3月19日にマレーシア・クアラルンプール(KL)最大の繁華街に、同国初出店となる「JONETZ by DON DON DONKI(ジョウネツ バイ ドンドンドンキ)Lot10ストア」をオープンすると発表した。
今回オープンする店舗は、ジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトに、シンガポール、タイ、香港、台湾で展開している「DON DON DONKI」に、新たなエッセンスをプラスした業態。DONKIプラス、世界初となる「情熱価格(JONETZ)」の専門店で、「ハラル認証」を受けた商品やノンポーク・ノンアルコール商品も展開する。
セブン銀行 フィリピン国内初の紙幣還流型ATM設置開始
セブン銀行(本社:東京都千代田区)は3月4日、フィリピン子会社(本社:フィリピン・マカティ市、以下、PAPI)が、フィリピン国内のセブン-イレブン店舗にATM設置を開始し、ATM運営事業を2月26日より開始したと発表した。
この方針に沿ってマニラ首都圏中心からフィリピン国内のセブン-イレブン2,960店舗(2020年9月末時点)へのATM設置を順次進めていく。設置するのは同国内では初の紙幣還流型ATMで、2021年2月末時点で11台が設置されている。
これに先駆けPAPIは2020年2月に、セブン-イレブン店舗でのATM設置・運営・保守事業の展開を目的に、フィリピン・セブン・コーポレーション(本社:フィリピン・マンダルヨン市)と業務提携している。
なおATM運営事業開始に伴い、フィリピン最大手銀行BDO Unibank, Inc.(本社:フィリピン・マカティ市)とATM提携を開始しており、順次提携銀行を拡大していく予定。
三菱ふそう 20年にインドネシア・台湾でトップシェアを維持
三菱ふそうトラック・バス(本社:神奈川県川崎市、以下、MFTBC)は3月3日、ふそうブランドのトラック・バスが2020年に海外最大市場のインドネシアと台湾でトップシェアを維持したと発表した。インドネシア市場で48.1%のトップシェアを維持し、前年からシェアをさらに拡大した。また、台湾では2020年のシェアは32.2%となり、29年連続でトップシェアを維持した。
ダイハツ マレーシアでDNGA海外展開第1弾 SUV「Ativa」発売
ダイハツは3月3日、DNGA(Daihatsu New Global Architecture)海外展開の第1弾として、マレーシアにおける自動車生産・販売の現地合弁会社プロドゥア(所在地:セランゴール州)からコンパクトSUVの国民車・新型「Ativa(アティバ)」を発売した。
ヤマトHD タイで小口保冷配送のISO 23412認証を初めて取得
ヤマトホールディングスは3月3日、タイで初めて小口保冷配送サービスに関する国際規格ISO 23412:2020の認証を取得したと発表した。ヤマトアジアとSCGセメントビルディングマテリアル社との合弁会社、SCG Yamato Express Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下、SCG Yamato)が取得したもの。
ISO 23412は2020年5月28日に発行されたISO規格。小口保冷配送サービスのうち、荷物の積み替えを伴う輸送形態を対象とする国際規格。
双日 脱炭素へ50年までに石炭権益から完全撤退 総合商社初
双日は3月5日、海外に持つ石油権益を2030年までにすべて手放すとともに、製鉄用の原料炭を含む石炭権益から2050年までに完全撤退すると発表した。総合商社で石炭権益から撤退を表明するのは初。発電事業についても火力発電などCO2を排出する事業については、2050年までに撤退する。