NASA 46億年前の銀河団撮影 史上最大の宇宙望遠鏡で

米航空宇宙局(NASA)は7月11日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した46億年前の銀河団「SMACSO723」の画像を公開した。2021年12月に打ち上げられた史上最大の宇宙望遠鏡による初の観測。今後はさらに古い135億年前ともされる最初の銀河の探索など、宇宙歴史を巡る研究に活用される。
同望遠鏡は地球ー月の4倍にあたる150万キロ先にあり、機器の調整をほぼ完了し、観測データ「の収集を始めた。これから10〜20年にわたって世界の天文学者が利用する。ウェッブ望遠鏡は米国などが1990年に打ち上げたハッブル宇宙望遠鏡の後継で、感度は100倍に向上している。

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