福井県立恐竜博物館(所在地:福井県勝山市)は2月15日までに、同市北谷町にある約1億2,000万年前(白亜紀前期)の「手取層群北谷層」から恐竜の足跡の化石が見つかったと発表した。見つかった化石は計10個で、「竜脚類」が前脚と後ろ足で歩いた跡という。足跡は前脚と後ろ脚各5点。最も大きいもので縦58cm、横32cm。足跡の大きさから全長約10~15mの恐竜のものと推測される。勝山市で発掘された竜脚類「フクイティタン」と同程度か、より大きい可能性があるという。
大阪天満宮の「梅まつり」 今年も盆栽などの展示のみ
学問の神様、菅原道真が梅をこよなく愛したことから、毎年この時期に開かれる、大阪天満宮(所在地:大阪市北区)で春の訪れを告げる恒例の「梅まつり」が開催されている。例年は「梅酒大会」など様々な催しが開かれるが、今年は昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、梅の木の盆栽などの展示だけが開かれている。
境内ではおよそ60鉢が展示され、このうち樹齢およそ100年の「八重野梅」は、花びらが重なって咲くことからその名がつけられていて、訪れた人らは幾重にも重なった白い花に見入っていた。また、樹齢およそ80年の「古金欄」は荒々しい幹に鮮やかなピンク色の花が連なって咲き、その幹と可憐な花とのコントラストの妙で映える。「梅まつりは」2月28日まで。