豊臣秀吉ゆかり?の藤堂家の「黄金の茶道具」3億円で落札 2023年5月30日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 豊臣秀吉が戦国時代の武将、藤堂高虎に授けた褒美との伝承がある「黄金の茶道具」一式が5月27日、東京都内で行われたオークションで3億円で落札された。この茶道具は藤堂家に伝わる茶碗や釜など10点。銀製の茶入れの蓋(ふた)以外は金と銀などの合金製で、金の含有率は80〜88%という。落札したのは茨城県筑西市の広沢美術館。
世界記憶に「円珍文書」, 世界ジオパークに石川「白山手取川」認定 2023年5月26日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 国連教育科学文化機関(ユネスコ)執行委員会は5月24日、重要な文書や絵画などを保護する「世界の記憶」に、平安時代に密教の教えを中国から日本に持ち込んだ高僧、円珍ゆかりの文書の新規登録を決めた。また、石川県白山市の自然公園「白山手取川」も世界ジオパークに認定した。世界の記憶は国内8件目、世界ジオパーク認定は国内10例目。 世界ジオパークの対象は、貴重な地形や地質を持つ自然公園。今回認定された白山手取川は、白山山頂から日本海まで高低差約2,700mに及ぶ白山市全域が対象。手取川がもたらした扇状地形や、2億年以上前からの日本列島の発展を示す地層などを含んでいる。
浅草「三社祭」4年ぶり神輿担いで街中巡る”渡御”復活 賑わい戻る 2023年5月24日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 東京の夏の風物詩、東京・台東区、浅草神社の例大祭「三社祭」が5月19〜21日行われた。最終日の21日には3基の「本社神輿」を担ぎ出す「宮出し」が行われ、新型コロナ前の伝統的な祭の形が復活し、神輿を担いで街中を巡る”渡御”が4年ぶりに行われ、かつての賑わいが戻った。地元の氏子らが大きな掛け声とともに、浅草の街を練り歩いた。
ローマで世界農業遺産「琵琶湖システム」の認証授与式 2023年5月24日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 国連食糧農業機関(FAO)の本部があるイタリア・ローマで5月22日、昨年、「世界農業遺産」に認定された滋賀県の「琵琶湖システム」に対する認証授与式が行われた。滋賀県から大杉佳子副知事が出席し、ブルーの着物姿で認定証を受け取った。 対象となった琵琶湖システムは、びわ湖を中心に営まれている伝統的な漁業や環境に配慮した農林水産業の取り組み。びわ湖周辺の水田が魚の産卵場所として豊かな生物多様性を育み、漁業と農業がつながるシステムで、伝統的な漁業や鮒(ふな)ずしなどの独特の食文化が1,000年以上にわたって受け継がれている点が評価されたという。
京都・嵐山 大堰川で4年ぶり平安貴族の船遊び「三船祭」 2023年5月23日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 京都・嵐山で5月21日、車折(くるまざき)神社(所在地:京都市右京区)の「三船祭」が4年ぶりに行われた。これは嵐山の大堰川に、船首に龍の飾りなどを設(しつら)えた4隻の御座船を行き来させ、平安貴族の船遊びを再現するもの。新型コロナウイルス禍で中止が続き、開催されるのは4年ぶりだった。雅楽の音色が響く中、色鮮やかな平安装束を身にまとった子どもたちが舞楽を奉納した。今回は俳優の観月ありささん(46)が参加し、御座船から川面」に扇を浮かべる「扇流し」を披露。多くの観光客らが見入っていた。
日光東照宮 4年ぶりに参加者減らし「百物揃千人武者行列」実施 2023年5月21日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 栃木県日光市の日光東照宮で5月18日、鎧兜(よろいかぶと)を身にまとった市民らが参道を練り歩く伝統行事「百物揃千人武者行列」が4年ぶりに、参加人数を半分ほどに減らしたうえで行われた。 今年の行列には、鎧兜姿の武士や槍持ちに扮した500人余りの市民が参加。午前中、ニ荒山神社から「御旅所」と呼ばれる建物までのおよそ1kmを練り歩いた。 この武者行列は、江戸時代に徳川家康の遺骨を静岡県の久能山東照宮から日光東照宮に移した際の、大規模な武者行列を再現したものとされ、毎年春と秋に行われている。新型コロナウイルス禍で近年は中止されていた。