土星の衛星 太陽系惑星で最多の145個に, 木星の95個抜く 2023年5月17日つなぐ, 歴史くらぶfujishima カナダの大学関係者らは土星の衛星が新たに62個見つかり、太陽系の惑星で最も多い145個になったと発表した。これまでは木星で確認された95個が最多だった。 今回見つかった土星の衛星は小さいもので直径2.5kmほどしかなく、断続的に撮影した複数の画像を重ね合わせた、わずかな光を増幅することで検出できたという。いずれも傾いた楕円形の軌道を持つ不規則衛星グループだった。
奈良・大安寺で空海の師・勤操大徳をしのぶ法要 2023年5月9日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 奈良市の大安寺で5月7日、弘法大師・空海に仏教を授けた師とされる、奈良時代を代表する名僧の一人、勤操大徳(ごんそうだいとく)をしのぶ法要が営まれた。法要は、勤操大徳が描かれた掛け軸を前に僧侶たちがお経を唱える中、参拝者一人ひとりが焼香。そして、僧侶が読み上げる勤操大徳の歩みや功績を参拝者たちは真剣に聞き入っていた。 大安寺は奈良時代に建立され、東大寺、興福寺などと並ぶ大寺院として栄えた寺で、空海が若い時に修行し一時、住職にあたる別当に就くなど関係が深いことでも知られている。
江戸時代の風俗画の傑作, 国宝「彦根屏風」特別公開 2023年5月9日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 滋賀県彦根市の彦根城博物館で、江戸時代の風俗画の傑作とされる国宝「彦根屏風」が特別公開されている。特別公開は5月16日まで。 縦およそ1m、横およそ3mの金箔で覆われた屏風には当時流行の発信源で、文化サロン的な役割も果たしていた”遊里”での一幕が描かれている。若い男が太刀にもたれたポーズを取っていたり、男女ですごろくを楽しんでいたりする様子が、繊細な筆使いで表現されている。彦根屏風は、江戸時代初期に狩野派の絵師が描いたとされ、風俗画の傑作といわれている。
姫路城22年度の入城者数95万7,355人でコロナ前の61.8%に回復 2023年5月8日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 姫路市の姫路城管理事務所によると、2022年度に姫路城を訪れた観光客は95万7,355人で、2021年度を51万人余上回り、新型コロナ感染拡大前の61.8%まで回復したことが分かった。このうち外国人は10.4%にあたる9万9,510人で、2021年度のおよそ14倍に増えている。
手塚治虫の未発表原稿公開へ 漫画「ミッドナイト」の原型作 2023年5月8日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 漫画家の手塚治虫(1989年死去)が1986〜87年に連載した「ミッドナイト」の単行本未収録エピソードをまとめた作品集が6月に刊行され、同作品の原型となった未発表作「ドライブラー」のカラー原稿など計6点の新資料が初公開されることが分かった。作品集は「ミッドナイト ロストエピソード」(立東舎)。
京都 二条城の二の丸御殿「牡丹の間」障壁画 原画を公開 2023年5月7日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 京都の世界遺産、二条城(所在地:京都市中京区)で、ふだんは見ることができない二の丸御殿「牡丹の間」の障壁画の原画が展示収蔵間で公開されている。原画公開は6月18日まで。 今回公開されているのは牡丹の間を飾る「牡丹図」と「梅図」の原画。いずれも江戸時代前期、1600年代に狩野派の絵師たちによって描かれたとされ、ふだんは城内で保管されているもの。牡丹図は、前後に雲や岩などが描かれ、奥行きを感じさせる。梅図は、寒風の中で花をつける梅の力強さやたくましさを感じさせる作品。 金箔の下には下書きの「鷹(たか)」の姿が確認でき、当時の障壁画の制作過程を垣間見ることができる貴重な歴史資料という。