星出さん乗せ宇宙船「クルードラゴン」打上げ成功 ISSへ 2021年4月24日歴史くらぶrekishi-club 米宇宙企業、スペースXは4月23日、日本時間午後6時49分、星出彰彦宇宙飛行士(52)ら4人が搭乗する新型宇宙船「クルードラゴン」を、米フロリダ州ケネディ宇宙センターから打上げ、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう軌道投入に成功した。約1日後、ISSに到着する。星出さんの宇宙飛行は3回目で、約半年間滞在する予定。ISSでは若田光一飛行士(57)に続き、日本人で2人目となる船長を務める。
祇園祭「山鉾巡行」前祭・後祭とも新型コロナで今年も中止に 2021年4月18日歴史くらぶrekishi-club 祇園祭山鉾連合会は4月15日、京都三大祭の一つ、祇園祭の最大の見どころ、山鉾巡行の「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」ともに、昨年に続き今年も中止することを決めた。「新型コロナの影響で現状では行える状況にない」と判断した。 このほか、京都では5月に行われる三大祭の一つ、「葵祭(あおいまつり)」もメインイベントの雅な平安装束をまとった行列の中止が決まっている。
橘諸兄が建立の奈良期の井手寺・五重塔の基壇見つかる 2021年4月17日歴史くらぶrekishi-club 京都府埋蔵文化財調査研究センターは4月14日、奈良時代の皇族・公卿で左大臣、橘諸兄(たちばなのもろえ、684~757年)が建立した「井手寺」跡と伝わる京都府井手町の「栢ノ木(かやのき)遺跡」で、奈良時代中期(8世紀)の五重塔の基壇跡が初めて確認されたと発表した。 今回発見された基壇跡は東西15.3m、南北15.1mのほぼ正方形。それを囲むように石敷きと北側と西側には階段も見つかった。井手寺関連で主要な建物の遺構が見つかったのは初めて。
400年前の江戸城最古の石垣か 皇居の発掘調査で見つかる 2021年4月15日歴史くらぶrekishi-club 皇室のゆかりの美術品などを収蔵・展示する皇居・東御苑の「三の丸尚蔵館」の建て替え工事に伴う発掘調査の現場で、新たな江戸城の石垣が見つかった。江戸城の石垣としては、およそ400年前の江戸初期、慶長期後半から元和期の最も古いものとみられる。 石垣は幅16m、高さ4mほどで、7段程度に石が積み上げられ、積み方などにこれまで知られてきた江戸城の石垣とは異なる、「乱積み」技法が使われている。
国宝「鳥獣戯画」4巻全場面を一挙公開 4/13から東京で特別展 2021年4月14日歴史くらぶrekishi-club 擬人化した動物などや人間の営みを墨で躍動的に描いた国宝「鳥獣戯画」の全容を紹介する特別展が、4月13日から東京国立博物館で開かれ、4巻すべての場面が同時に公開される。 全44m余りに及ぶ4巻のすべての場面が展覧会として同時に公開されるのは初めてで、巻ごとの特徴などを見比べることができる。特別展「国宝鳥獣戯画のすべて」は事前予約制で、4月13日~5月30日まで。
三島由紀夫の埋もれた超短編作品「恋文」文芸誌に掲載へ 2021年4月8日歴史くらぶrekishi-club 作家の三島由紀夫(1925~70年)の20代半ばに執筆したとみられる未発表作品が、長い時を経て文芸誌に掲載されることになった。これは「恋文」と題した超短編小説で、全集や単行本には未収録で、専門家にも存在を知られていなかった。4月7日発売の文芸誌「新潮」に掲載される。 匿名の恋文に隠された秘密が米占領下の日本の状況を暗示するような短い物語。