奈良市教育委員会は3月13日、同市の富雄丸山古墳(4世紀後半、円墳)で、送り出し部の未盗掘の割竹形木棺から銅鏡3枚が重なって見つかったと発表した。鏡はひび割れがあるが保存状態はよく、うち1枚は大和政権が配布したとされる三角縁神獣鏡の可能性が高いという。
木棺は全長約5.6m、内部を3区画に分けていた。頭側の幅70cm、足側幅64cm。市教委は「木棺の構造、造り方が分かる一級史料」としている。同古墳からはすでに、国内最大の蛇行剣と盾形銅鏡が出土している。
fujishima のすべての投稿
宇宙飛行士・古川聡さんらISSから半年ぶり地球に帰還
大津市 明智光秀築いた坂本城跡を保存 国史跡指定めざす
伊藤若冲 3.3mの巻物状の大作を新たに発見 福田美術館
高野山観光「入山税」検討 高野町 オーバーツーリズムで
和歌山・金剛峯寺で春の訪れ告げる「高野の火まつり」
東大寺・二月堂「修二会」の”お松明”始まる 3/14 まで
京都・宇治 平等院で創建した藤原頼通しのぶ「関白忌」
奈良・本薬師寺跡「正門」構造判明 飛鳥時代の国家寺院
奈良県橿原市は、飛鳥時代に創建された国家寺院の本薬師寺跡で、南門基壇の南東隅と基壇を取り囲む石敷きが見つかったと発表した。石敷きは基壇東側と南側にあり、幅3.3m。20〜40cm大の石が敷き詰められ、中央に雨落ち溝があった。
この結果、正門にあたる南門の構造や位置が明らかになり、同市は「藤原京以前の寺院で正門の状況が分かる例は非常に少ない。古代の寺院史研究における貴重な成果」としている。
本薬師寺跡は過去の調査で、金堂と東西塔、中門などからなる伽藍(がらん)配置が分かっている。本薬師寺は、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願し建立した国家寺院。平城京への遷都に伴い、現在の奈良市にある薬師寺に移ったとされる。
京都・北野天満宮で道真しのび「梅花祭」 野だて茶会も
2,500年前にも能登半島に大津波 津波浸水域が酷似
新潟大災害・復興科学研究所の卜部厚志教授らの津波堆積物の調査、分析によると、震度7を記録した能登半島地震で甚大な津波災害を受けた石川県珠洲市と富山県沿岸部が、約2,500年前にも大津波に襲われていたことが分かった。今回の能登半島地震の津波浸水域とよく似ており、約2,500年前にも同様の大津波が起きていた可能性がある。堆積物は2015年に確認されたが、当時は震源域を特定できていなかった。
同教授は2014〜2015年、文部科学省の日本海地震・津波調査プロジェクトの一環として、石川県と富山県でボーリング調査を行った。その結果、珠洲市で①約2,500年前〜2,000年前②約2,000年前〜1,800年前③9〜10世紀ーの少なくとも3回、富山県沿岸では①約7,900年前〜7,800年前②約4,700年前〜4,500年前③約2,700年前〜2,500年前④13世紀ーの少なくとも4回津波があったことを示す砂層などを見つけた。堆積物の状況から、両県とも約2,500年前の津波が最も大きかったとミられるという。
米国の民間無人宇宙船が初の月面着陸に成功
山口 春告げる秋吉台の”山焼き” 広大な草原に炎広がる
岩手の奇祭「蘇民祭」担い手高齢化で千年の歴史に幕
江戸初期の日本で作られた「書見台」ポルトガルで発見
東京文化財研究所などによると、およそ400年前、江戸時代初期の日本で作られた南蛮漆器の一つで、聖書を読むための「書見台」がポルトガルで見つかった。この書見台は全体が黒の漆で塗られており、中心には松の木が描かれ、周囲は貝殻の螺鈿(らでん)細工が散りばめられている。
X線で撮影した結果、松の木の下に何かを剥ぎ取ったとみられる跡が見つかり、それらが十字架やイエス・キリストを示す「IHS」の文字の一部と確認できたという。
書見台はそのデザインから江戸時代初期にポルトガル人やスペイン人が日本の職人に作らせたもので、幕府がキリスト教への弾圧を強めていた時期にあたることから、その摘発を逃れるため宗教色を消して、本国に送ったのではないかとみられている。
H3ロケット2号機 軌道投入に成功 宇宙開発に参戦
佐賀・吉野ケ里遺跡で鋳造用角閃石岩鋳型 弥生期青銅器
滋賀県知事 大津市の坂本城跡の石垣など保存検討へ
文豪が定宿とした都内「山の上ホテル」2/12最後の営業
飛鳥時代の遺跡群の世界遺産登録目指し知事らが現地視察
奈良県明日香村などの飛鳥時代の遺跡の世界遺産への登録を目指し、奈良県の山下知事らが2月9日、地元自体の首長らと現地を視察し、課題などを確認した。一行は①藤原宮跡や飛鳥宮跡が見渡せる明日香村の甘樫丘②飛鳥時代の石舞台古墳や藤原宮跡ーなどを見て回った。
奈良県では明日香村と橿原市、桜井市の飛鳥時代の都の跡などの文化財で構成する「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」について、2年後のユネスコの世界遺産への登録を目指して準備を進めている。
今回視察した構成文化財の中に、まだ全体が史跡に指定されていないものがあり、世界遺産登録に向けた課題も確認した。県や地元自治体では来年度、令和6年度の日本の候補として推薦してもらうため、3月にも推薦書の素案を文化庁に提出する方針。
冬の奈良をイルミネーションで彩る「なら瑠璃絵」始まる
”幻の城”大津市・坂本城跡で長さ約30mの石垣見つかる
滋賀県大津市の発掘調査によると、戦国時代の武将、明智光秀が築いた同市の坂本城跡で、長さおよそ30mにわたる石垣などが見つかった。石垣の高さはおよそ1m、長さはおよそ30m。この石垣と堀が城の最も外側の囲いになっていた可能性があり、その場合、びわ湖の湖岸に位置する本丸からの距離はおよそ300mで、これまで推定されていた距離と比べおよそ100m短いという。
同市文化財保護課は、どのような過程で大きな石垣を使うようになったのか?慎重に調査を進めていきたいとしている。
坂本城は、織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちした後、明智光秀に命じてふもとのびわ湖のそばに築かせたとされているが、わずか15年ほどで廃城となり、”幻の城”とも呼ばれている。
「さっぽろ雪まつり」開幕 4年ぶり全面開催 氷雪像190基
豊竹咲大夫さん死去 人形浄瑠璃文楽太夫の人間国宝
奈良「お水取り」の”お松明”4年ぶりにすべて公開
平城宮跡南側で建物跡の柱穴見つかる 大学寮の倉庫か
神戸ルミナリエ10日間で230万人来場 有料エリアに15万人
月面探査機「SLIM」の運用再開 太陽電池稼働 観測調査も
古都・奈良の若草山で「山焼き」冬の夜空焦がす
紫式部「源氏物語」の世界描いた日本画 嵯峨嵐山文華館
紫式部が主人公・光源氏を軸に平安貴族社会で繰り広げる恋の遍歴ストーリー、古典の名作「源氏物語」の場面を描いた日本画を紹介する展示会が、京都市右京区の嵯峨嵐山文華館で開かれている。これは、源氏物語をテーマに描かれ屏風や掛け軸などを紹介する展示会で、会場には鎌倉時代から昭和に描かれた33点の作品が紹介されている。展示会は4月7日まで。
このうち江戸時代初期に狩野山楽が描いた「源氏物語押絵帖屏風」は、光源氏の半生が12の場面で描かれている。また、江戸時代後期に活躍した狩野玉円永信の掛け軸「源氏五十四帖図」は、人物を敢えて描かず、象徴となる風景やものだけで場面を表現していて、扇子の上に置かれた夕顔の花や複数の牛車などが物語を連想させる。
水戸 偕楽園の梅 ”八重寒紅”など早咲き品種咲き始める
東京国立博物館で「中尊寺金色堂」建立900年特別展
世界遺産登録されている岩手県・平泉町の「中尊寺金色堂」が今年、建立900年になるのに合わせ、堂内に安置されている国宝の仏像11体などを一堂に展示する特別展が、1月23日から東京国立博物館で始まった。同特別展は4月14日まで。
中尊寺の金色堂は1124年に奥州藤原氏の初代、藤原清衡が戦乱のない世を願って建立。現存するものとしては東北で最も古い建造物。今回展示されるのは阿弥陀如来坐像を中心とした阿弥陀三尊像はじめ、展示作品50点のうち41点が国宝。栄耀栄華を誇った清衡・基衡・秀衡の奥州藤原三代の当時の本拠・平泉の文化水準の高さをうかがわせる。
このほか、会場に設置された幅およそ7mの大型ディスプレーで超高精細の8K技術を使ったCGで原寸大の金色堂が再現されている。
小惑星リュウグウに彗星塵が衝突した痕跡を発見
東北大、立命館大、京大、東大の研究チームは1月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から回収した岩石粒子分析の結果、小惑星表面に彗星の塵が衝突してできた溶融物を発見したと発表した。そして、この溶融物は彗星の塵とリュウグウの構成物が高温で融けて混ざり合うことで生成したことが分かった。
溶融物は、リュウグウの主成分であるケイ酸塩ガラスでできており、ガラスの中には小さな球状の硫化鉄粒子や気泡が含まれていた。また、リュウグウの主成分の含水ケイ酸塩鉱物と彗星の塵が混ざりあった化学組成を持っていた。これらのことから衝突した彗星の塵の中には有機物が含まれていたと考えられ、生命の起源物質を含む小さな塵が宇宙から地球軌道付近に飛来していたことが分かった。
奈良・興福寺 五重塔修復へ 春ごろから6年ほど見納め
京都・三十三間堂で晴れ着の20歳が「弓の引き初め」
石川・輪島市で4mの隆起確認「数千年に1回の現象」
京都 豊臣秀吉の「聚楽第」跡地で西外堀の遺構?発見
京都・祇園で花街の”始業式” 芸の習得と上達誓う
日本の23年平均気温 過去126年で最高 エルニーニョ影響
奈良「春日若宮おん祭」”お渡り式”5年ぶりに通常開催
和歌山で発見の化石は海の王者の新種”ワカヤマリュウ”
兵庫・赤穂で120回目「赤穂義士祭」中村雅俊・内蔵助で
今年の漢字は「税」インボイス制度など税論議で
奈良 大神神社で迎春準備, 重さ400kgの大注連縄かけ替え
平安時代の「熊野詣出立の儀」再現 京都・城南宮で
奈良・橿原 高松塚古墳の古代の姿に復元された木棺公開
英大学 星の周りにガスの円盤発見 天の川銀河以外で初めて観測
「りゅうぐう」の試料中に窒素を含む鉱物を発見 京都大
東京・千代田区の英大使館跡から弥生時代の集落跡 28棟確認
東京・千代田区によると一番町のマンション開発用地の英国大使館跡地から弥生時代の集落跡が見つかったことが分かった。今回見つかったのは三菱レジデンスなどが再開発を進めている土地で、縄文時代のものを含めこれまでに竪穴式住居跡が28棟確認された。調査は2024年3月まで行われる。しかも調査対象となっている約7,700㎡のうち、まだ約3,700㎡しか調べておらず、今後新たに遺跡が見つかる可能性が高い。
考古学の専門家は、都心部でこれだけの規模の集落跡が見つかったことについて、「弥生時代後期の前半において、これほど住居数のある集落が発見された例は関東南部ではほとんどない。当時の暮らしぶりが分かり、学術的に重要だ」と話している。ただ遺跡としては現地に残すことは難しい見込みで、調査後に埋め戻されてマンション建設が始まる予定。

