滋賀県は新年度、織田信長が築いた安土城天主の、火災で倒壊したとされる北側を初めて発掘調査する。建築部材や金具、「しゃちほこ」などの発見が期待される。
安土城は信長が天下統一の拠点として、1576(天正4)年から3年の歳月をかけて築いたが、「本能寺の変」の後、中心部分が焼失し、その後、廃城となったため、全体が分からず”幻の城”といわれている。
滋賀県は築城450年にあたる2026年を目標に、AR(拡張現実)などの技術を使って、当時の城や城下町の姿などの復元を目指すプロジェクトを推進しており、この発掘調査もこの一環。
fujishima のすべての投稿
1位『坂の上の雲』司馬遼太郎生誕100年 ファン調査
南海トラフ地震発生後1週間 M8級連続発生確率高い
西宮神社で3年ぶり「福男選び」一番福は大学生
古代 吉備の王 埋葬施設か 岡山・造山古墳で石発見
岡山市教育委員会が行った造山(つくりやま)古墳(所在地:岡山市)の発掘調査で、栄華を極めた古代・吉備王が眠る埋葬施設の一部とみられる石5点が見つかった。いずれも約30cm四方の板状。石棺が入る石室をさらに覆う施設の一部である可能性があるという。
今回の発掘調査は昨年10〜12月、前方後円墳のうち初めて古墳の心臓部、後円部の墳頂を対象に行われた。墳頂に造られた戦国時代の砦(とりで)の遺構を調べることが主目的だった。
造山古墳は、5世紀前半に築造された全長約350mの全国4番目の大きさを誇る前方後円墳で、岡山県と広島県東部にまたがる古代吉備の大首長の墓とされる。これまで内部構造はベールに包まれていた。今後、謎の解明や観光資源の活用に期待がかかる。
成人年齢引き下げ後,初の「成人の日」各地で式典
民法改正で2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられ、初めて迎える「成人の日」となる。多くの自治体は1月8、9の両日、名前を「二十の集い」「二十歳を祝う会」などとし、これまで通り20歳を対象に新たな門出を祝った。
自治体の中には「18歳」「19歳」「20歳」の3回に分けて祝いの式典を行うところや、18歳の制服姿の高校生を対象に成人の日の式典を行ったところもあった。このほか、新型コロナウイルス禍で祝いの式典が見送られた22歳を対象にした、2年遅れの「22歳の集い」などと題した式典を実施した自治体もあった。
総務省によると、改正民法施行の経過措置に伴い、今回の成人は18〜20歳が対象。18歳は112万人、19歳は113万人、20歳は117万人という。