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「羽柴」秀吉時代の姫路周辺の「検知帳」見つかる

「羽柴」秀吉時代の姫路周辺の「検知帳」見つかる

兵庫県立歴史博物館はこのほど、「羽柴」秀吉が織田信長の家臣として、現在の兵庫県姫路周辺を治めていたころに作らせた、新たな「検知帳」が見つかったと発表した。
後年、天下人となった豊臣秀吉が全国の田畑の測量と調査を命じた「太閤検地」を行うまでの過程を知るうえで、貴重な史料になるとみられる。
これは兵庫県内の古文書の収集家が2017年、姫路市の県立歴史博物館に持ち込んだもの。羽柴秀吉の検知帳と判明したのは、天正8年10月24日の日付が記された18枚綴りの帳面。
同博物館によると、帳面には①現在の姫路市四郷町明田を示す地名②耕作地の面積③課税できる石高④羽柴秀吉の家臣の名前-などが記されている。このほか、記された面積の単位や税率、身分の表記などから、この帳面は秀吉が作らせた 検知帳の写しだと判断した。
秀吉の天下統一後、1590年代に作成された「太閤検地」の検知帳は全国で数百点残っているが、それ以前の検知帳はこれまでにわずか6点しか見つかっていないという。

島根県津和野町で25億年前の日本最古の岩石発見

島根県津和野町で25億年前の日本最古の岩石発見

広島大学大学院理学研究科の早坂康隆准教授のグループは3月25日、島根県津和野町で約25億年前に形成された日本最古の岩石を発見したと発表した。これまでは同県隠岐の島町で見つかった18億5,000万年前の岩が最古とされていた。
今回発見されたのは津和野町の部栄地区。林道わきの露出した岩体の一部を分析。岩石中の鉱物・ジルコンに含まれるウランと鉛の成分比率から年代を測定した。その結果、約25億年前にマグマが固まってできた花崗(こう)片麻岩で、国内の岩体の年代では最も古いことが判明した。
早坂准教授は「ユーラシア大陸に分布する地質と照らし合わせることで列島が大陸のどこから分離したかを知る手がかりになる」としている。

竹久夢二、上村松園など近代美人画90点集め特別展

竹久夢二、上村松園など近代美人画90点集め特別展

奈良県明日香村で竹久夢二、上村松園などの美人画の作品を集めた特別展が開かれている。5月6日まで。
明日香村の奈良県立万葉文化館で開かれている特別展には明治から平成にかけて描かれた美人画およそ90点が展示されている。
今回関西で初めて公開される竹久夢二の「投扇興」は大正6年ごろに描かれた作品で、2人の女性が扇を投げて的当てに興じる姿が描かれ、しなやかな体のラインなど夢二独特の美人画の特徴がよく表われている。上村松園の「桜狩の図」は昭和10年の作品で、桜の花びらの柄の艶やかな着物姿の女性が、花見に向かう様子が描かれている。

新元号の考案3/14正式に委嘱 菅官房長官が公表

新元号の考案3/14正式に委嘱 菅官房長官が公表

新元号の発表時期が迫ってきた。菅義偉官房長官は3月24日、4月1日に決定する新元号の考案を3月14日、正式に委嘱したことを明らかにした。新元号は、政府から委嘱を受けた専門家が、2つから5つの候補を提出し、有識者会議などを経て、4月1日に選定される。

豊臣「大坂城」の西側で佐竹氏の屋敷跡見つかる

豊臣「大坂城」の西側で佐竹氏の屋敷跡見つかる

大阪府、大阪府文化財センターの共同発掘調査によると、大阪・中央区の大阪城の西側で豊臣家の有力大名で、徳川政権確立後に初代秋田藩主となった佐竹義宣のものとみられる屋敷跡が見つかった。3月23日、午前10時から現地説明会が行われる。
豊臣時代の「大坂城三の丸」にあたる場所で、当時の大名屋敷の跡が見つかるのは今回が初めて。東西およそ20m、南北およそ15mで広さ100坪の建物と、東西およそ4m、南北およそ15mの建物の合わせて2棟の礎石の跡が見つかった。建物の規模と、この付近から佐竹氏の家紋が付いた屋根瓦が見つかっていることなどから、佐竹氏の屋敷跡と判断した。
豊臣秀吉は大坂城の守りを固めるため、周辺に大名たちを移住させたが、実際に大名屋敷跡が見つかるのは今回が初めて。

小惑星「りゅうぐう」に含水鉱物、米科学誌に発表

小惑星「りゅうぐう」に含水鉱物、米科学誌に発表

JAXA(宇宙航空研究開発機構)や東京大学、名古屋大学などは探査機「はやぶさ2」が着陸した小惑星「りゅうぐう」の地表一面に含水鉱物(水分を含む岩石)があることを、上空からの観測データを解析して突き止めた。詳細な分析は、はやぶさ2がこの含水鉱物を地球に持ち帰ってからになる。
りゅうぐうの成り立ちに迫る成果など3編の論文は3月20日、米科学誌「サイエンス」(電子版)に掲載された。