京都・北野天満宮で神職が残した「源氏物語」ノート発見

学問の神様、菅原道真を祀る北野天満宮(所在地:京都市上京区)で、安土桃山時代に神職が必要とされた、古典文学の教養を身につけるため学んだ「源氏物語」のノートや、江戸時代前期のものとみられる写本が見つかった。宝物殿で特別展「天神様と源氏物語ー知られざる関係ー」で公開している。6月30日まで。拝観料は大人1,000円、中高生500円。
今回発見されたノートにあたるものは「源氏物語聞書」。作成時期は1597年とみられる。連歌師から伝授された内容を書き残していた。この中には、源氏物語の主人公・光源氏は平安貴族の源高明がモデルとされるという内容の記述もある。

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