祇園祭 3年ぶり山鉾巡行「動く美術館」観客魅了

京都・祇園祭は7月17日、ハイライトとなる前祭(さきまつり)の「山鉾巡行」が3年ぶりに行われた。警察によると、沿道には14万人が見物に訪れた。
長刀鉾を先頭に、「動く美術館」とも称される、装飾品に彩られた23基の山鉾が都大路を進み、沿道を埋め尽くした見物客を魅了した。四条河原町の交差点では、車輪の下に竹を敷いて水を撒き、重さ数十トンもの鉾が90度方向を変える「辻回し」を披露、歓声や掛け声があがっていた。
7月24日には祭の後半の「後祭(あとまつり)」が行われ、11基の山鉾が巡行する。

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