立命館大学は京都市などと連携して整備を進めてきた「平安京跡データベース」をインターネットで無料で公開を始めた。これは平安京にまつわるこれまでの発掘調査の記録などをまとめた電子データ。この中では、現在の京都市の地図の上に平安京の区画が表示され、これまでに調査が行われてきた5,000カ所以上の地点について、見つかった遺構の内容を確認することができる。
調査地点によっては、発掘現場の様子が分かる平面図や調査報告書なども閲覧できる。他にも京都市が所蔵する平安京復元模型の写真をもとに、当時の町並みや歴史を開設するコンテンツなどもあり、立命館大学では今後も随時、調査情報を追加していくとしている。