日本最古の刺繍「天寿国繍帳」一部復元 6月に奈良・中宮寺に奉納

日本最古の刺繍「天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう、7世紀、国宝)」の一部を復元して装飾した「被衣(かつぎ)」が、京都の伝統工芸、京繍(きょうぬい)の第一人者、長艸(ながくさ)敏明氏によって制作された。6月1日に繍帳を所蔵する中宮寺(所在地:奈良県斑鳩町)に奉納され、一般公開される。
天寿国繍帳は、聖徳太子の没後、追慕する妃の願いでつくられた日本最古の刺繍とされる。被衣は頭からかぶる着物のこと。

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