台湾で旧人・デニソワ人の骨 人類との交雑解明に期待 2025年4月15日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 東京大学、総合研究大学院大学などの国際共同研究チームは、台湾の海底で見つかった骨が旧人「デニソワ人」のものであることを突きとめた。骨に残るたんぱく質の解析から明らかにした。デニソワ人はゲノムの一部が日本人にも引き継がれた太古の旧人で、その化石が温暖なアジア地域で見つかったのは初めて。 この骨をもとにした化石の分類が可能になり、今後デニソワ人の分布や、人類「ホモ・サピエンス」との交雑解明が、人類史を解く手がかりになるものと期待される。