京都・嵐山で5月19日、平安貴族の船遊びを再現した車折神社(所在地:京都市右京区)の「三船祭」があった。あいにくの小雨の中だったが、大堰川(おおいがわ、渡月橋上流)に船首を”龍の頭”で華やかに装飾された4隻の船が揃えられ、厳かな雰囲気の中スタート。雅楽が奏でられる中、色鮮やかな装束をまとった子どもらが舞楽を奉納した。御座船では、今年もゲストとして招かれたは着物姿の俳優の観月ありささんが、川面に色とりどりの扇子を浮かべる神事「扇流し」を披露した。
三船祭は宇多上皇が行った”舟あそび”を始まりとし、これを模したもの。