長崎くんち 4年ぶりに「奉納踊」再開 台車回しに歓声

長崎市の諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」が10月7〜9日の3日間にわたって開かれた。初日は笛や太鼓のお囃子が響きわたる中、滑稽な踊りや鮮やかな台車回しにおよそ2,500〜3,000人の見物客の歓声が挙がっていた。新型コロナウイルス禍で取りやめられていた主要演目「奉納踊」が4年ぶりに復活、再開され、地域に活気が戻った。
長崎くんちは、江戸時代初期にキリシタン禁制政策の一環として開始され、市内の諏訪神社で380年以上続く秋の大祭。1979年には国の重要無形文化財に指定されている。

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