奈良に春告げる東大寺二月堂「お松明」始まる

古都・奈良に春の訪れを告げる東大寺の伝統行事の一環で、大きな松明(たいまつ)を振って、二月堂の欄干から火の粉を散らす「お松明」が3月1日から始まった。
「お水取り」の名で知られる東大寺二月堂の伝統行事「修二会(しゅにえ)」は、およそ1カ月にわたって僧侶たちが、国の安泰を願って修行する奈良時代から続く行事。
お松明は3月14日までで、このうち11、12日は新型コロナウイルス対策のため非公開とし、それ以外は周辺への立ち入り人数を制限して行われる。

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