京都・三十三間堂で新春恒例の「弓の引き初め」

京都の国宝、三十三間堂(蓮華王院、所在地:京都市東山区)で1月15日、新春恒例の「弓の引き初め」が行われた。今年20歳になる振り袖に袴(はかま)姿の女性およそ50人が、年始めの夢や”想い”を胸に秘めて、屋外の射場で60m先にある直径1mの的に狙いを定め、次々と矢を放っていた。
弓の引き初めは、鎌倉時代から江戸時代に、弓の名人たちが腕前を競い合った「通し矢」が行われたことにちなみ、毎年この時期に弓道の全国大会が開かれている。この競技に先立ち行われているもの。

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