ソ連軍 北海道全体の占領を検討していた公文書

ロシア連邦外交政策文書館がオンラインで公開している公文書にソ連軍が北海道全島の占領を検討していた記録が明らかになった。岩手大の麻田雅文准教授が確認した。
今回確認されたのは、第2次世界対戦の日本の敗戦を機に、1945年8月16日にソ連首相のスターリンが米国側に、北海道北半分をソ連軍の占領地域とするよう要求した内容の基になった草案。
この中でソ連は、日本の主要な島々を連合国のための占領地域に分割し、とくにソ連には北海道を割り当てる」と、北海道全島占領を求める内容が記されていた。

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