京都・葵祭 5/15神事のみ執行 行列は3年連続中止

京都三大祭の一つ、葵祭が京都・下鴨神社(所在地:京都市左京区)などで関係者のみの神事が執り行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、平安装束をまとったヒロイン「斎王代」らによる王朝絵巻さながらの、見せ場の行列は3年連続で中止した。
下鴨神社の境内で勅使が紅色の紙に記された御祭文を読み上げ、神職がお供え物を納めて国家安寧を祈願した。関係者約350人が見守った。
葵祭は下鴨神社と上賀茂神社(所在地:京都市北区)の例祭。6世紀の欽明天皇の御代に凶作が続き、五穀豊穣を祈ったのが始まりとされる。

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