岐阜・白川郷 合掌造り集落で一斉に水柱 恒例の防火・放水訓練

世界遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で10月29日、伝統の合掌造り集落の火災に備えた恒例の放水訓練が行われた。集落を一望できる展望台には見物客らが集まり、サイレンを合図に午前8時から高さ20〜30mほどの水柱が、集落のあちこちで立ち上がる様子を見守った。
白川郷には大小114棟の木造家屋が軒を連ねている。そこで火災の際、燃え広がるのを防ぐため、地元消防団と住民が年に1度、60基ある消火用放水銃の点検を兼ねて一斉放水訓練が行われている。

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