奈良県斑鳩町の斑鳩文化財センターで、聖徳太子が亡くなって今年で1,400年になるのに合わせて、ゆかりの遺跡から出土した土器や瓦などを展示した特別展「続・聖徳太子の足跡」が開かれている。同展は11月28日まで。
会場には橿原市の東池尻・池之内遺跡、明日香村の雷丘(いかずちのおか)東方遺跡などゆかりの12の遺跡から出土した土器などおよそ80点が展示されている。「磐余池(いわれいけ)」、「小治田宮(おはりだのみや)」などゆかりの地名の土器もある。斑鳩町教育委員会は「聖徳太子ゆかりの斑鳩町は、今後も日本の歴史を形成づけた人物として顕彰していきたい」としている。