奈良文化財研が土器分析 縄文⇢弥生期 煮炊き調理変わらず

奈良文化財研究所(所在地:奈良市)などの研究チームは7月22日、土器で魚などを煮炊きする縄文時代の日本列島の食文化が、稲作伝来後の弥生時代も続いていたとする研究成果を発表した。研究は英ケンブリッジ大と英ヨーク大と共同で実施。朝鮮半島や九州の土器計258点を対象に、検出方法が確立されているキビの脂質を分析した。成果は、米科学誌電子版に掲載された。

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