進む年末恒例の顔見世興行の「勘亭流」”まねき”書き

京都・南座で行われる年末恒例の歌舞伎、顔見世興行を前に、京都市左京区の妙傳寺で、出演者を紹介する”まねき”の看板を書く作業が進められている。
作業を進めるのは書家の井上優さん(75)。丸みを帯びた「勘亭流」という独特の書体で、長さがおよそ2mの看板に隙間なく書いていく。用意された看板はおよそ40枚に上る。顔見世興行は12月5日から19日までで、看板は11月下旬に南座の正面に掲げられる。

前に戻る