伏見城築城の際、石を切り出した採石場跡見つかる

伏見城築城の際、石を切り出した採石場跡見つかる
 京都市山科区の山中で、豊臣秀吉や徳川家康の居城だった伏見城(京都市伏見区)に用いる石を切り出したとみられる採石場跡が見つかった。石を効率的に割るための矢穴が開けられた花崗岩24個を確認。複数個には「一に〇」や「四つ目」という刻印があり、各地の大名が採石者を示すために彫った記号とみられる。豊臣時代の石垣は自然石が多く、切ったり刻印を彫ったりした石は徳川時代の特徴という。

前に戻る