伊ポンペイで2,000年前の噴火で埋もれた馬車ほぼ完全な形で発見

イタリア・ポンペイ考古学公園はこのほど、イタリア南部の古代都市遺跡ポンペイの近くで結婚式などの儀礼に使われたとみられる馬車が、損傷を受けていない「ほぼ完全な」状態で発見されたと発表した。今回見つかったのは四輪の大型馬車。
ポンペイは、西暦79年ベズビオ山の大噴火による火砕流で埋まり、壊滅した古代ローマの都市。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている2,000年前の遺跡で、激しい噴火により出土する用具・用品類は損傷の度合の大きいものが多い。

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