クボタ 空気清浄機の生産規模10倍の年間1,500台へ コロナで需要増大

クボタ(本社:大阪市浪速区)は、新型コロナウイルスの影響で需要が急速に高まっている業務用の空気清浄機の生産規模を、これまでの10倍の年間1,500台に増やす方針を固めた。
同社は加湿機能の付いた業務用の空気清浄機を兵庫県の協力会社に委託して生産している。今後は生産を国内の自社工場に切り替えるとともに、大量生産によってコストを抑え、現在より大幅に安い価格での販売を目指すとしている。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、換気や加湿への意識が高まり、オフィスや介護施設、飲食店、スポーツジムなどからの空気清浄機の受注が急増しているという。

京都・東寺「弘法市」11/21 コロナ対策のもと7カ月ぶり再開

京都市南区の世界遺産、東寺の「弘法市」が11月21日、コロナの感染防止対策を取ったうえで7カ月ぶりに再開された。それぞれの出店では消毒薬を置いたり、飛沫を防ぐための透明のシートをかけたりしているほか、食品については食べ歩きが禁止され、持ち帰りのみの販売となっている。
弘法市は、毎月21日、出店が集まって開かれ、雑貨や古着などリサイクル品が販売されているが、5月から中止されていた。再開にあたっては、これまで1,200店ほどが出店してきたが、今回は700店ほどにとどめ、その分、店の間隔を広げて開催しているという。

JCB ベトナム最大手ノンバンクFE Creditとカード発行開始

ジェーシービー(本社:東京都港区、以下、JCB)とジェーシービー・インターナショナルは11月19日、ベトナムのVPBank Finance Company Limited(本社:ホーチミン、以下、FE Credit)と提携し、同日よりカード発行を開始すると発表した。
FE Creditは同国大手商業銀行のVietnam Prosperty Joint-Stock Commercial Bank出資で、2010年に設立された同国最大手のノンバンク。

日通 インドネシア・スワルナビジネスパークの施設でGDP認証取得

日本通運は11月19日、現地法人インドネシア日通が10月4日を発効日としてスワルナ・ビジネスパーク内の自社施設で、医薬品の流通基準GDP(Good Distribution Practice)の航空輸送サービスに関して認証を取得したと発表した。
インドネシア日通は今回の認証取得により、GDPに準拠した安全かつ高品質な航空輸送サービスを提供する体制を整備。インドネシアにおける医薬品産業の顧客の物流ニーズに応えていく。

東京センチュリー フィリピン合弁リースの株式追加取得して連結子会社化

東京センチュリー(本社:東京都千代田区)は11月19日、フィリピンのBank of the Philippine Islands(以下、BPI)との合弁リース会社、BPI Century Tokyo Lease&Finance Corporation(本社所在地:フィリピン・マニラ、以下、BPICT)の発行済み株式の2%を追加取得し、同社を連結子会社化すると発表した。この結果、東京センチュリーのBPICTにおける持分比率は51%となった。これにより、フィンテック・オート関連事業の拡大・深化に向け、協業を加速させる。

日本通運 タイ発日本向けトラック輸送&海上輸送サービスを開始

日本通運は11月17日、現地法人、南アジア・オセアニア日本通運が、タイ発マレーシアおよびシンガポールからトラック&海上輸送による日本向け輸送サービスを同日より開始すると発表した。
一つはタイからマレーシア・ポートケランまでのクロスボーダー・トラック輸送と、ポートケラン港から日本の主要港までの海上輸送を組み合わせたBCP対応用の輸送サービスで、バンコクから東京港までのリードタイムは最短で16日となる。
いま一つは、タイからシンガポールまでのクロスボーダー・トラック輸送と、シンガポール港から日本の主要港までの海上輸送を組み合わせたBCP対応用の輸送サービスで、バンコクから東京港までのリードタイムは最短で14日となる。