パナソニック(本社:大阪府門真市)が、物流や製造、小売業務を効率化する米国のソフトウエア会社、ブルーヨンダーを買収する方向で調整を進めていることが分かった。同社は2020年、860億円を出資して株式20%をすでに取得しており、残る株式すべて買い取る方向で調整に入っている。総投資額は数千億円規模になるとみられる。
パナソニックは、得意とする顔認証技術やセンサーなどの製品と、ブルーヨンダー社のシステムを組み合わせてハードとソフトを一体化し、付加価値の高いサービスを世界で展開する狙いがあるとみられている。
森・濱田松本法律事務所 中国・北京市に事務所設立
森・濱田松本法律事務所(所在地:東京都千代田区)はこのほど、中国での商標出願・審判等の業務を専門的に手掛ける関連会社、森濱田松本知識産権代理(北京)有限責任公司を中国・北京市に設立し、業務を開始した。
これにより、中国での昌認商標のウォッチング、先行商標、調査、商標出願手続き、商標関連審判、行政摘発等に関する業務をクライアントにワンストップで提供できる体制を整えた。
オリックス インド再生エネ事業者Greenkoの株式21.8%取得
オリックス(本社:東京都港区)は3月8日、インドの再生可能エネルギー事業者Greenko Energy Holdings(本社:モーリシャス諸島、以下、Greenko)の株式の取得を完了したと発表した。
Greenkoの発行済み株式を取得するとともに、オリックスが現在インドで運営する風力発電事業のすべてをGreenkoに統合し、その対価としてGerrnkoの新株を引き受けることで、Greenkoの株式の21.8%を総額約9億6,100万米ドルで取得した。
USJ 任天堂エリア 3/18オープン正式決定 3度目の正直
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、所在地:大阪市此花区)は3月8日、スーパーマリオをテーマにした新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の開業日を3月18日に決定したと発表した。当初予定から8カ月遅れのオープンとなる。当面の間、入場者数1万人を上限に整理券対応でエリア内人数をコントロールする。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、同エリアの開業時期は2度にわたって延期していた。
同エリアは、800億円を投じた、USJの革新的なアイデアと世界最新鋭のテクノロジーにより、圧倒的なスケールとクオリティで現実世界に再現した全く新しい、世界初のエリアとしている。
米探査車パーシビアランス初の火星走行試験に成功
理研・富士通 共同開発のスパコン「富岳」3/9から共用開始
理化学研究所(理研)と富士通は3月8日、2014年から開発・整備を進めてきたスーパーコンピュータ「富岳」が、3月9日に完成すると発表した。これにより、理研と高度情報科学技術研究機構(RIST)は3月9日から、富岳を広く学術・産業分野向けに計算資源を提供するため、共用を開始する。