香川・善通寺で開創1200年を記念し大法要
弘法大師空海が平安時代の815年に開いたと伝えられる四国八十八カ所霊場の開創1200年目を記念し、空海の生誕地跡があったとされる善通寺(香川県善通寺市、75番札所)で5月9日、「記念大法要」が営まれた。
札所88カ所の住職が四国各地から集結。法要にあわせて、四国八十八ヶ所霊場会が企画した「歩き遍路」で、空海の像や護摩木を担いだ一行約250人が、全札所約1400㌔を回り終える「結願(けちがん)」を迎え、法要に加わった。各札所今年、開創1200年を記念し、秘仏や宝物を公開するなどしており、大法要はそのメーン行事。