英国メディアによると、英国エリザベス女王(96)は6月12日、2016年に死去したタイのプミポン前国王と並び、世界史上2番目に在位期間が長い君主となった。同女王とプミポン前国王の在位期間は70年と126日。これは17〜18世紀、約72年にわたって君臨したフランスのルイ14世に次ぐ長さという。ルイ14世の在位期間は72年と110日。
高野山で3年ぶり「青葉まつり」空海の誕生祝う
リュウグウの試料から「多量の水」海の起源の謎解明へ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)や北海道大などのチームが、6月9日付の米科学誌サイエンス電子版に、「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウの試料に、多量の水が含まれていたとする分析結果を発表した。地球の水は太古に小天体が衝突してもたらされたという説があり、海の起源の謎を解明する鍵になる可能性がある。
チームは採取された砂や石の化学組成を精密に測定。主な成分は水を含む粘土鉱物で、ほかに炭酸塩鉱物や硫化鉄なども含んでいた。水は質量比で全体の約7%を占めた。液体の水ではなく、ほとんどが酸素と水素の原子が結合した水酸基(OH)の状態で存在していたが、水分子(H2O)も確認された。
リュウグウは約46億年前の太陽系の誕生から間もないころにできた小天体が壊れてできたと考えられている。小天体に約40度の水があったとすると、これらの鉱物ができた理由がうまく説明できるという。