全日本空輸(ANA)は1月26日、成田とカンボジアの首都プノンペンを結ぶ直行便を、10月末まで運休すると発表した。同路線は2020年4月から運航を休止。12月に再開したものの、新型コロナウイルスの感染再拡大で、2021年2~4月に再び運休することが決まっていた。
20年出荷額 白物家電24年ぶり高水準 薄型テレビ11.5%増に
日本電機工業会のまとめによると、2020年のエアコンや洗濯機など白物家電の国内出荷額は前年比1.0%増の2兆5,363億円と5年連続のプラス。1996年以来24年ぶりの高水準だった。
電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、、薄型テレビの2020年の国内総出荷台数は前年比11.5%増の542万6,000台だったと発表した。
いずれも新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛意識の浸透による”巣ごもり”需要が後押ししたとみられる。
ノートPC 20年国内出荷25.1%増の894万5,000台と過去最高
電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、2020年のノートパソコンの国内出荷台数は前年比25.1%増の894万5,000台と過去最高だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークの普及が主要因。
20年の国内粗鋼生産16.2%減 自動車生産減少で51年ぶり低水準
日本鉄鋼連盟のまとめによると、2020年の国内粗鋼生産量は前年比16.2%減の8,319万トンにとどまった。6年連続の減少で、生産量が8,216万トンだった1969年以来、51年ぶりの低水準となった。年間で1億トンを下回るのは2年連続。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自動車の生産台数が減少し、鋼材需要が大きく減少したことが響いた。
ANA 3/31より羽田ージャカルタ線を4往復便に増便
全日本空輸(ANA)は1月25日、羽田-ジャカルタ線を3月31日より羽田-ジャカルタ線を増便すると発表した。直行便を4往復に増便する。これに伴って、成田-ジャカルタ線を運休する。
外食チェーン20年売上高15.1%減 コロナで過去最大の落ち込み
日本フードサービス協会のまとめによると、全国の主要外食チェーンの2020年の売上高は前年を15.1%下回った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業などが影響した形で、落ち込み幅はリーマン・ショックの影響を受けた2009年を1.5%上回り、現在の統計を取り始めた1994年以降で最大となった。
新型コロナで外食を控える傾向が強まったことに加え、休業や営業時間の短縮が相次いだことが大きく響いた。「パブ・居酒屋」がマイナス49.5%と最も落ち込みが大きく、次いで「ディナーレストラン」がマイナス35.7%となった。