日本通運はこのほど、現地法人、日通国際物流(中国)有限公司(以下、中国日通)が、中国広西チワン族自治区南寧市に事務所を新設し、2月1日から営業を開始したと発表した。
広西チワン族自治区は中国南部に位置し、ベトナムとの国境を接するとともに東南アジア諸国に近い。中国と東南アジア諸国の活発な貿易関係を背景に、港湾や高速道路の要所となっている。今回事務所を開設する南寧市は、広西チワン族自治区の省都。
JFEスチール製鉄プロセス低炭素化へBHP社と共同研究の覚書
JFEスチール(本社:東京都千代田区)はこのほど、世界有数の鉱物資源サプライヤー、BHP社と世界的に製鉄業界が直面するCO2排出量削減の協働で取り組むため覚書を締結したと発表した。
共同研究を通じて製鉄業界のサプライチェーン全体で、CO2排出量を大幅に削減する革新的な技術の確立を目指す。具体的には高炉法や直接還元鉄製造について、原料処理技術も含めて豪州鉱を活用した共同研究を行う。
パナソニック 癒し系ロボット「ニコボ」開発 新暮らし方提案
パナソニックアプライアンス社は2月16日、癒し系ロボット「NICOBO(ニコボ)」を開発したと発表した。ニコボと暮らすことで、心がより豊かになるライフスタイルを提案するべく、同日より「Makuake」で利用料確保のクラウドファンディングを開始した。3月18日まで。目標金額は1,000万円。
ニコボは直径約20cmの球体に近い形。なでると喜んでしっぽを振って人懐っこい仕草をする。また、ぼーっと一人で過ごしたり、寝言を言ったり、オナラもする。新型コロナウイルス禍で在宅時間が増え、人との接触が減った人たちを、思わず笑顔にさせるような癒しを提供する。
ブリヂストン69年ぶり赤字 23年末までに拠点工場の4割削減
ブリヂストンは2月16日、中期経営計画で2023年末までに国内外で約160すべての生産拠点を対象として、2019年比で4割削減する方針を明らかにした。
同社は2020年12月期連結決算で最終(当期)利益が233億円の赤字(前期は2,401億円の黒字)となった。通期では1951年12月期以来、69年ぶりの赤字となっている。
曙ブレーキ 自動車ブレーキ検査不正11万件 国内4工場で
曙ブレーキ工業は2月16日、国内4工場で製造する自動車用ブレーキ製造で、検査データの改ざんの不正行為があったと発表した。その件数は確認できた2001年1月以降で計11万4,271件に上り、トヨタ自動車、日産自動車など国内完成車メーカー10社に納入していた。ただ、これまでのところ納入先のメーカーからはトラブルなどが起こったという報告事例はないという。
NTTデータ関西 コロナ「ワクチン接種予約サービス」無償提供
NTTデータ関西(本社:大阪市北区)は2月16日、新型コロナウイルスの「ワクチン接種予約サービス」を人口5万人以下の地方自治体を対象に、最大100団体へ2021年5月から無償提供すると発表した。
同サービスは、同社が地方自治体に提供しているソリューション「e-TUMO RESERVE汎用予約サービス」を活用し、ワクチン接種予約向けの機能を提供するもの。サービス提供機関は2021年5月から2022年3月31日。人口5万人以下の自治体約1,200団体を対象に、最大100団体に無償提供する。