DMG森精機 中国・天津に新工場建設 30億円投じ生産能力倍増

DMG森精機(所在地:東京都江東区)は4月15日、中国・天津工場(所在地:天津市)の隣接地に車・半導体装置向けに工作機械の新工場を建設すると発表した。設備投資額は30億円規模。2025年1月に稼働を開始の予定。既存工場を合わせ現地生産能力を現行の約倍増の年間1,000台へ引き上げる。

祇園祭「山鉾巡行」前祭・後祭とも新型コロナで今年も中止に

祇園祭山鉾連合会は4月15日、京都三大祭の一つ、祇園祭の最大の見どころ、山鉾巡行の「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」ともに、昨年に続き今年も中止することを決めた。「新型コロナの影響で現状では行える状況にない」と判断した。
このほか、京都では5月に行われる三大祭の一つ、「葵祭(あおいまつり)」もメインイベントの雅な平安装束をまとった行列の中止が決まっている。

ルネサス 火災で停止の主力工場で半導体などの生産再開

大手半導体メーカー、ルネサスエレクトロニクスは4月17日、火災のため停止していた茨城県の主力工場、那珂工場(所在地:茨城県ひたちなか市)での自動車向け半導体などの生産を再開した。目標としていた火災発生から1カ月となる4月19日を前に、早期の生産再開を果たした。
ただ、一部の製造装置は整備にまだ時間がかかることなどから、出荷量が火災前の水準に回復するには数カ月かかる見通し。

ルネサスの半導体工場火災受け 台湾TSMCが供給要請に応える

半導体の受託生産で世界最大手の台湾メーカー、TSMCが、主力工場火災の影響で、一部の生産が停止しているルネサスエレクトロニクス向けの増産に応じることが分かった。ルネサスの工場火災の影響で、とりわけ自動車用の半導体の供給不足が懸念され、日本の自動車メーカーでもすでに生産調整に追い込まれている。ルネサスは4月19日までの生産再開を目指しているが、出荷量が元の水準に戻るには数カ月かかる見通し。

太陽生命 新型コロナに特化した保険の販売件数10万件を突破

T&D保険グループの太陽生命保険は4月14日、2020年9月に発売した、新型コロナウイルス感染症等に特化した保険「感染症プラス入院一時金保険」の販売件数が、過去10年間に販売した商品の中で最も早く10万件を超えたと発表した。若年層をはじめ幅広い年齢層が加入しているという。所定の感染症で入院した場合、最高40万円を日帰り入院でも一時金で受け取れる。

日立建機 インドネシアの油圧ショベル向け部品再生工場新設

日立建機(本社:東京都台東区)は4月15日、子会社の日立建機インドネシアの第一工場敷地内に建設中の中・大型油圧ショベル向け部品再生工場を6月中に稼働させると発表した。同新工場の稼働により、東南アジア各国へ短納期・低価格で再生部品を提供できるようになる。2023年度に東南アジアでの部品再生事業で4億~5億円の売り上げを目指す。