日本初の長編アニメ「白蛇伝」の制作資料見つかる 東映アニメ

日本初の長編カラーアニメーション映画として61年前に公開された「白蛇伝」の絵コンテなどの資料が、京都市右京区の東映太秦映画村で見つかった。専門家は草創期のアニメの制作過程が分かる貴重な資料だとしている。                                                        白蛇伝は東映動画、現在の東映アニメーションが昭和33年に公開した、日本で初めての長編カラーアニメーション映画。見つかった資料は、アニメーターがキャラクターの立体感を考える際に使われたとされる粘土模型4体や、全体の構成を指示する絵コンテの第1稿などおよそ40点。これらの資料の一部は11月4日まで京都文化博物館で展示されるほか、今後、東映太秦映画村でも展示される。

前に戻る