安倍晋三首相の通算の在職日数が11月20日で2887日となり、歴代トップだった桂太郎氏を抜き、単独で憲政史上最長となった。安倍氏が最初に首相に就任したのは2006年9月だった。だが、体調不良でわずか1年の短期で終わった。その後、民主党政権時代を経て2012年12月に自民党が政権与党に返り咲き、安倍氏は再び首相の座に就いた。同氏の任期は2021年9月末まであり、任期いっぱい務めると3567日となる。
ちなみに在職日数のトップ4をみると、安倍氏、桂氏、佐藤栄作氏、伊藤博文氏でいずれも山口県(江戸時代まで長州藩)出身で占めている。
平等院で紅葉シーズンのライトアップ始まる 池の水面に幻想的光景
江戸時代の反射望遠鏡 鏡の制度は現代レベル
世界最古のオーロラの記録を確認 大阪大・筑波大
「はやぶさ2」地球への帰還目指し、小惑星を出発
小惑星の成り立ちを調べるというミッション達成のため、「リュウグウ」への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」は11月13日午前10時すぎ、地球への帰還を目指してエンジンを発射し、リュウグウを出発した。はやぶさ2は、3年半かけてリュウグウに到着。およそ1年半にわたって岩石の破片を採取するため異なる手法で、2度の着陸に成功するなど、探査を続けていた。 はやぶさ2は11月20日からおよそ2週間メインエンジンの試験運転を行い、12月3日以降、本格的に噴射して地球に向かう計画。そして2020年11~12月、リュウグウの岩石の破片が入ったとみられるカプセルを分離して、オーストラリアの砂漠地帯に落下させる予定。
直江兼続の,秀吉の人使いのうまさ伝える書状見つかる,伏見城築城現場で
戦国武将、上杉景勝の家臣の直江兼続(なおえかねつぐ)の、豊臣秀吉の気さくで人使いのうまさを伝える書状が見つかった。書状は、伏見城普請に派遣されていた兼続が、京に向かう途上の主君・景勝の随行者とみられる人物に宛てたもの。この中で、伏見城(所在地:現在の京都市伏見区)築城の工事現場に秀吉が自ら赴き、現場の作業員一人一人に声をかけた様子が記されている。 文禄3(1594)年の4月2日付で書かれ、兼続の花押がある。兼続は築城現場の様子を報告するとともに、「昨日も大(太)閤様御覧なされ候(そうろう)、普請衆何(いずれ)二も、御言葉を被下(くだされ)候」(文意:昨日も秀吉様が工事をご覧になりました。工事をしている者たちに直接言葉をかけて下さいました)と、現場の士気を高めるための気配りを見せた様子を記している。 東大史料編纂所と新潟県立歴史博物館などの共同調査で確認された。