国内アパレル余剰在庫活用のshoichi ベトナム・ハノイに進出

国内アパレルの余剰在庫を買い取り、低価格で販売するshoichi(本社:大阪市中央区)は1月19日、ベトナムのハノイ・キンマー地区に2020年12月10日に同国1号店、オフプライスストア「Colors(カラーズ)」をオープンしたと発表した。女性向け衣料を中心に3価格帯(19万9,000ドン=約897円、29万9,000ドン、39万9,000ドン)に設定し、販売している。
shoichiの海外店は8店舗で、マレーシア、カンボジアに続く3カ国目。

USJ「マリオ」エリア 「緊急事態宣言」発令で開業再延期

緊急事態宣言を受けて、大阪のテーマパーク、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、所在地:大阪市此花区)は1月14日、2月4日に開業する予定だっ人気キャラクター「マリオ」エリアの開業を延期すると発表した。
マリオエリアの開業は当初2020年7月としていたが、新型コロナウイルスの影響で2021年2月に延ばしていた。延期はこれで2回目となる。

大手百貨店の初売り40~50%減 コロナ対策の福袋販売の縮小響く

大手百貨店の今年の初売りの売り上げは前年比40~50%減少した。これは新型コロナウイルスの感染防止対策として、”密”になることが予想されることから、福袋の販売を縮小したことや、セールの時期を分散させるため一部を前倒ししたため。
この結果、大丸と松坂屋を展開するJ.フロントリテイリングと高島屋がおよそ前年比50%減少したほか、三越伊勢丹ホールディングスの東京2店舗、そごう・西武がそれぞれおよそ40%減少した。

武田薬品 中国企業に高血圧治療薬など5品目330億円で売却

武田薬品工業(本社:大阪市中央区)は12月21日、中国で販売している高血圧治療薬「エブランチル」を含む循環器疾患など医薬印5品目を、同国の製薬会社ハステンバイオファーマシューティックに売却すると発表した。売却額は3億2,200万ドル(約330億円)で、2021年6月末までに完了する。販売に関わる人員も移籍するが、製造は武田が引き続き担う。

明治の「淀川大洪水」の被災時の生々しい模様記した石碑見つかる

大阪教育委員会によると、1万7,000戸の家屋が流されたり損壊、27万人以上が被災したと伝えられている、明治18年に起きた「淀川大洪水」の様子を記した石碑が大阪市内で見つかった。これは、被災した地元の名士が106年前の大正3年に建立した石碑で、大阪市東成区の蔵から見つかった。
石碑は高さ1.8m、幅50㎝ほど。深江郷土資料館や専門家が調べたところ、「濁流は滔々と流れ込み」、「財産を集めるいとまもなく」など大洪水に見舞われた当時の様子が、生々しく刻まれていたという。また、家を失った人たちが寺の境内や旧家の門前で仮住まいをして、堤防の復旧工事で生計を立てていたことなど、被災した人たちの厳しい暮らしぶりがうかがえる記述もあった。