日本の23年平均気温 過去126年で最高 エルニーニョ影響 2023年12月25日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 気象庁は12月22日、2023年の年平均気温(速報値)が平年値(1991〜2020年の平均)を1.34度上回り、1898年の統計開始以来、最も高くなる見込みと発表した。南米ペルー沖の海水温が高い「エルニーニョ現象」による高温や、地球温暖化が影響したとみられる。
今年の漢字は「税」インボイス制度など税論議で 2023年12月13日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 今回で29回目となる2023年の世相を1字で表す”今年の漢字”が「税」に決まり、日本漢字能力検定協会が12月12日、京都市東山区の清水寺で発表した。1年を通じて増税議論が活発に行われたほか、インボイス制度など「税」にまつわる話題が続いた点が理由として挙げられた。 応募総数は14万7,878票で、「税」は5,976票(4%)だった。この漢字が選ばれるのは2014年以来2回目。2位は「暑」(3.7%)、3位は「戦」(3.3%)、4位に「虎」(3.1%)が入った。
奈良 大神神社で迎春準備, 重さ400kgの大注連縄かけ替え 2023年12月12日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社で12月10日、迎春準備として拝殿前の重さ約400kgの大注連縄(おおしめなわ)がかけ替えられた。大注連縄は長さ約8m、最も太い部分は約1mにもなる破格サイズ。約200人の参拝者もお祓(はら)いをうけ、神職の指示に合わせ作業を手伝っていた。
奈良・橿原 高松塚古墳の古代の姿に復元された木棺公開 2023年12月12日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 奈良県立橿原考古学研究所は12月8日、古代の姿に復元された明日香村の高松塚古墳(7世紀末〜8世紀初頭)の木棺を報道陣に公開した。木棺は長さ約2m、幅約60cm、高さ約50cm。スギ材で黒漆が塗られ、金銅製の飾り金具が付けられている。棺内部は朱で塗られ、金箔を貼った棺台に置かれている。この木棺は12月9日から2024年1月14日まで、同研究所付属博物館で公開される。入館料が必要。
英大学 星の周りにガスの円盤発見 天の川銀河以外で初めて観測 2023年12月10日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 英ダラム大学などの研究チームは、地球から約16万光年離れた銀河にある星の周りを囲むガスの円盤を発見した。この成果は英科学誌「ネイチャー」に掲載された。地球がある天の川銀河の外で星の周りを囲むガスの円盤を観測したのは初めて。ガスは回転しながら星に降り積もる。星がつくられる謎を解く手がかりになると期待される。 チリで運用されている電波望遠鏡「アルマ望遠鏡」と欧州南天天文台(ESO)が、チリで運用する大型望遠鏡VLTを組み合わせて観測した。
「りゅうぐう」の試料中に窒素を含む鉱物を発見 京都大 2023年12月10日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 京都大学などの研究チームは探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から持ち帰った砂の試料中に、窒素を含む鉱物を見つけた。この成果は英科学誌「ネイチャーアストロノミー」に掲載された。窒素は生命を構成するアミノ酸やタンパク質の材料になる。今回の発見は、地球にもはるか彼方の天体から窒素が届いた可能性を示すものだ。