高島屋 アパレルなど15社と連携 古着回収し再生衣料

高島屋は10月から、アパレルメーカーと店頭で回収した衣料を再生し、販売する取り組みを始める。三陽商会など15社・ブランドが参画、今後最大100社ほどに広げていく考え。消費者の環境意識が高まる中、価格面を含め持続可能な循環システムを構築するのが最大の狙い。まず秋冬物のコートなどから始動する。
これまで、限りある資源の再利用の視点からも、再生衣料に取り組むプロジェクトを立ち上げるケースはあったが、小売りとアパレルメーカーがこれほど再生衣料で大規模に連携するのは珍しい。
高島屋は、百貨店での販路を確保しつつ、量産効果により収益も確保しやすくすることで、再生衣料の普及につなげたい意向。

東芝など 次世代リチウムイオン電池の商業化へ共同開発

東芝(本社:東京都港区)、双日(本社:東京都千代田区)および伯CBMM(本社:ブラジル・サンパウロ市)は9月24日、ニオブチタン系酸化物(以下、NTO)を用いた次世代リチウムイオン電池の商業化に向けた共同開発契約を締結したと発表した。
NTOは、リチウムイオン電池の負極材として一般的に使用される黒鉛と比較して、2倍の理論体積容量密度を持つ材料。3社は2018年6月にNTOを用いたリチウムイオン電池負極材の共同開発契約を締結。東芝研究開発センターが中心となり開発を進めてきた。今回試作セルを開発、商業化に向けた量産プロセスの確立および早期の市場投入に向けて、さらなる協業を進めることになった。今後3社は主に商用電気自動車用途等に適した高エネルギー密度で、急速充電が可能な次世代リチウムイオン電池の2023年度の商業化を目指す。

旭化成 乾式分離膜事業で中国企業と合弁 28年に年10億㎡へ

旭化成は(本社:東京都千代田区)9月22日、リチウムイオン電池部材セパレーター(分離膜)で中国大手の上海恩捷新材料科技股份有限公司(所在地:上海市、以下、上海恩捷)と、江西省高安市に乾式セパレーターを生産する合弁会社「江西恩博新材料有限公司」を設立すると発表した。
新会社の資本金は8,400万人民元(約14億2,200万円)で、段階的に4億5,400万人民元まで増資する。出資比率は上海恩捷が51%、旭化成傘下の米ポリポア インターナショナル(本社:ノースカロライナ州)が49%。2022年上期(1~6月)から乾式セパレーターの生産を開始する。年産能力は1億㎡。需要の伸びに合わせ、2028年をめどにスタート時の10倍の年産10億㎡まで拡大する計画。
中国ではエネルギー貯蔵システムや電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の市場が拡大しており、こうした需要を取り込む。

パナソニック 海外の冷蔵庫用圧縮機の製造事業閉鎖

パナソニックは9月23日、シンガポールの冷蔵庫用コンプレッサー(圧縮機)製造事業を閉鎖すると発表した。事業再編の一環として、2022年9月末で操業を停止し、現地の全従業員の3割超にあたる700人を解雇する。日本から移転している同事業の本社機能や、研究開発(R&D)拠点は存続させる。

東京エレクトロン 宮城の工場敷地内に新棟 共同研究拠点に

半導体製造装置大手の東京エレクトロン(本社:東京都港区)は9月22日、宮城県大和町の工場敷地内に建設中だった「宮城技術革新センター」が完成したと発表した。顧客企業との共同研究や装置の評価を担う拠点とする。半導体製造に欠かせない主力装置の技術開発なども想定する。
同センターは地上4階建てで、延床面積は1万9,400㎡。1階から2階にかけて顧客企業が利用できる共同研究エリアや、装置の試験ができるトレーニングセンターなどを設けている。

バッテリー交換式EVトラックの研究開発に5社が参画

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は9月21日、環境省より公募された「令和3年度バッテリー交換式EV開発および再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業」に応募し、採択されたと発表した。このプロジェクトの実証事業ではいすゞ自動車、JFEエンジニアリング、エッチ・ケー・エス、ファミリーマートの4社をパートナー企業に、共同参画する。
物流網の脱炭素化に向け、環境省公募の委託事業を通じ、バッテリー交換式EVトラック、バッテリーパック、およびバッテリー交換ステーションの開発を進める。実証事業では、開発したトラックをファミリーマートの配送車として運用し、埼玉県の三郷中央定温センターから各ファミリーマート店舗までの走行実証を行う。

アカツキ 日本のアニメ配信・普及へインドに子会社設立

オンラインゲームの制作などを手掛けるアカツキ(本社:東京都品川区)は9月22日、インドに子会社「Akatsuki India Private Limited」を2021年7月に設立したと発表した。子会社は日本のアニメの配信や、日本のキャラクターの商品化にも携わる。同国で2022年3月までに、複数の作品・コンテンツ・キャラクターの展開を始動することを目標に掲げ、インド市場での普及を図る。

太陽誘電 マレーシア・サラワク州に180億円投じ新工場

電子部品メーカーの太陽誘電(本社:東京都中央区)は9月21日、6億8,000万リンギ(約180億円)を投じ、マレーシアのサラワク州にスマートフォンや自動車などの使われる積層セラミックコンデンサーの新工場を建設すると発表した。現地の生産子会社、TAIYO YUDEN(SARAWAK)に新設する。中期的な成長戦略に基づき、将来のさらなる需要増に対応できる生産体制構築の一環。
新工場の延床面積は約6万8,900㎡、建築面積は約3万6,500㎡。2021年9月着工、2023年3月竣工予定。各種設備の効率化による省エネや建屋屋上への太陽光発電導入による創エネなどを通じて温室効果ガス低減に貢献し、環境にも配慮した最先端の工場になる予定。

日立造船 インドで3件目のごみ焼却発電プラント受注

日立造船(本社:大阪市住之江区)は9月21日、インドの100%子会社、日立造船インディア(所在地:ハリヤナ州グルガオン)が、インドでごみ焼却発電プラントの建設を受注したと発表した。
インドの廃棄物処理業者、Antony Lara Enviro Solutions Pvt.Ltd.と廃棄物の収集運搬事業者のAG Enviro Infra Project Pvt.Ltd.がこのプロジェクトのために設立した特別目的会社、Antony Lara Renewable Energy Pvt.Ltd.より、同国の重工業メーカー、ISGEC Heavy Engineering Ltd.(以下、ISGEC)とコンソーシアムを組成して受注した。
同国西部のマハラシュトラ州プネ県に、同州初となるごみ焼却発電所を建設する。ごみ処理量は700トン/日・1炉(ストーカ焼却炉)、発電出力14MW。2023年5月竣工予定。同社の同様のプラントの建設受注は2014年、2020年に続く3件目。

ニプロ 海外子会社から透析用血液回路セットを日本へ供給

医療機器製造・販売のニプロ(本社:大阪市北区)は9月17日、新たにインドネシアの製造子会社、PT.ニプロインドネシアJAYA(所在地:西ジャワ州カラワン県、インドネシア工場)から日本へ透析用血液回路セットを供給すると発表した。
これまでは主にタイ(ニプロタイランドコーポレーション、所在地:タイ・アユタヤ県)や、ベトナム(ニプロベトナムカンパニーリミテッド、所在地:ホーチミン市)の製造拠点から日本に供給していた。しかし現在、ベトナムでは新型コロナウイルス禍の影響で生産・出荷業務が滞っている。そこで、今回新たにインドネシア工場を供給元に追加して安定供給を図るもの。

8月パソコン国内出荷44%減 教育・巣ごもり需要反動

電子情報技術産業協会(JEITA)のまとめによると、2021年8月のパソコン(PC)の国内出荷台数は前年同月比44%減の49万7,000台だった。前年割れは5カ月連続で、減少率は7月の4%から大幅に拡大した。
国の政策に基づき拡大していたオンライン教育向けの需要急増の反動が大きく響いた。種類別にみると、ノートPCが前年同月比48%減の41万2,000台となったほか、持ち運びできるモバイル型のノートPCは同65%減の15万8,000台ととくに落ち込みが大きかった。

ダイハツ 10月も2割減産 東南アからの部品調達が停滞

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は9月21日、10月に国内工場の稼働を延べ21日間停止すると発表した。この影響で2万台を生産できず、生産台数は前年同月に比べて2割の減産になる。10月中旬まで、滋賀第2工場(所在地:滋賀県竜王町)や本社工場(所在地:大阪府池田市)など5工場を断続的に稼働停止する。それ以降の稼働予定は未定としている。
工場の稼働停止は、半導体不足や新型コロナウイルスの感染拡大で、東南アジアからの部品調達業務が引き続き滞っているため。8~9月も約5万台の減産になっている。

ホンダ 8~9月は6割減産 10月上旬は3割減 部品調達難で

ホンダはこのほど、8~9月の国内の自動車生産台数が当初計画に比べて約6割の減産になると発表した。また、10月上旬についても約3割減となる見通し。具体的な減産台数は明らかにしていない。半導体不足や東南アジア地域の新型コロナウイルスの感染拡大で部品の供給が滞ったため。

オートバックス インドネシア・バンテン州モールに4号店

オートバックスセブン(本社:東京都江東区)は9月16日、インドネシアのインドモービルグループが合弁で設立したPT.AUTOBACS INDOMOBIL INDONESIAが同日、同国4号店をオープンしたと発表した。
出店場所はバンテン州タンゲラン県のイオンモール1号店「イオンモールBSDシティ」のスーパーに隣接する駐車場内。敷地面積は212㎡、売場面積は52㎡。ピット3台に加え、洗車作業スペース1台を設置。タイヤ、エンジンオイル、カーアクセサリーなどの約400アイテムを品ぞろえしている。
オートバックスグループはアジア地域において、1991年に台湾へ初出店し、2021年9月16日時点で台湾に6店舗、マレーシアに4店舗、シンガポールに2店舗、フィリピンに3店舗、タイに22店舗、そしてインドネシアに4店舗となり、アジア地域におけるグループ店舗は41店舗となる。

ゲノム編集食品マダイ 肉付きは1.2倍 トマトに続き2例目

京都大学発のバイオベンチャー、リージョナルフィッシュは9月17日、ゲノム編集技術を使って遺伝子を改変、肉付きを良くしたマダイを「ゲノム編集食品」として国に届け出た。厚生労働省の同日の会議で、安全性の審査は不要と判断された。ゲノム編集食品の届け出は2020年12月、血圧上昇を抑えるなどの効果があるとされる「GABA(ギャバ)」の蓄積量を通常の約5倍高めたトマトに続いて2例目で、動物性食品では初めて。
このマダイは京都大学や近畿大学などが筋肉の成長を抑えている遺伝子「ミオスタチン」を働かないようにし、肉厚のマダイを開発したもの。従来の養殖のマダイと比べて肉付きが平均1.2倍になった。養殖マダイの質向上が期待される。
クラウドファンディングで190食分の予約販売を17日から開始した。10月から発送する予定。ゲノム編集トマトは9月15日からインターネット上で販売が始まっている。

JR東海 10/1からビジネス向け車両,無料WiFiサービス開始

JR東海は9月17日、10月1日からビジネス環境を整えた車両「S Work車両」と無料WiFiサービス「S WiFi for Biz」を開始すると発表した。
「のぞみ」の7号車を、移動中もモバイル端末等を気兼ねなく使用して仕事を進めたいビジネス利用の顧客向けにS Work車両として設定する。Webミーティングや、携帯電話の通話も周囲の顧客へ配慮のうえ座席でも利用できる。EXサービス(「エクスプレス予約「スマートEX」)の専用商品として発売する。
また、N700S車両7号車・8号車に順次、新しい無料WiFiサービスを導入する。

トリドール「揚げたて天ぷら定食まきの」9/22 海外1号店

外食チェーン大手のトリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は9月16日、シンガポールで「揚げたて天ぷら定食 まきの」の海外1号店を22日に開業すると発表した。10月には2号店もオープンする。今後はアジアの他国・地域への事業展開も見込んでいる。
揚げたて天ぷら定食まきのは、カウンターの目の前で調理し、顧客の食べるタイミングに合わせ、揚げたてを提供するスタイルが人気の天ぷら専門店で、現在国内に11店舗を展開している。今回の出店場所は、シンガポールの代表的な観光地として名高いサンテックシティのサンテックショッピングモールで、600店以上の世界中の多彩な店舗が集まる人気スポット。

シャープと川崎重工 鉄道車両用イオン発生機を共同開発

シャープ(本社:大阪府堺市)は9月16日、独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」を搭載した鉄道車両用のイオン発生機を川崎重工業(神戸本社:神戸市中央区)、川重車両テクノ(本社:神戸市兵庫区)と共同開発したと発表した。既存車両に後付けできるタイプで、高濃度イオン空間を形成する。3社はこれまでも、共同で鉄道車両向け空気浄化システムを開発し、川崎重工が製造する鉄道車両に搭載してきた。
今回開発したイオン発生機は、標準的な全長20mの車両に6台以上搭載することで、空気浄化に有効な「プラズマクラスター7000」のイオン空間を実現。12台搭載すれば、より高濃度のイオン空間「プラズマクラスター25000」を創出できる。新型コロナウイルス流行に伴い移動空間を含めた衛生意識の高まりに対応する。

TBM 韓国SKCと生分解性LIMEXの事業化で合弁 22年上市へ

TBM(東京本社:東京都千代田区)は9月16日、韓国大手財閥のSKグループの化学素材大手SKC(本社:韓国・ソウル)と、生分解性LIMEXの開発、事業化を推進するJV「SK TBMGEOSTONE Co.,Ltd(エスケー・ティービーエムジオストーン)」を設立したと発表した。
2021年7月、TBMはSKグループ4社が共同出資したSK Japan Investment Inc(本社:東京都)と135億円の資本提携に合意。今回の合弁会社設立経過役を締結している。TBMはSKグループとのサプライチェーンの連携を通じてLIMEXの生産体制を強化し、SKグループの販路を活用しSKグループおよびその顧客ニーズにマッチしたLIMEX Pellet(ライメックスペレット)およびLIMEX Sheet(ライメックスシート)の用途開発を推進する。
TBMとSKCは、炭酸カルシウムを樹脂に高充填するTBMの材料設計技術と、SKグループの製造する生分解性プラスチック(PBAT)を組み合わせた生分解性LIMEXを開発・製造・販売するJV設立により、2022年中の上市を目指す。

Far Yeast Brewing 初の海外直営店を台湾・台北にオープン

クラフトビールメーカー、Far Yeast Brewing(本社:山梨県小菅村)は9月17日、海外初の直営店「Far Yeast Taiwan Craftbeer Gastropub」を10月16日、台湾・台北市にグランドオープンすると発表した。同社は東京・五反田、静岡・熱海、福岡に続く直営店4店舗目。
直営店では15タップを設置し、同社の基幹ブランド「馨和KAGUA」「Far Yeast」はもちろん、台湾では同店でしか味わえないこだわりの日本のクラフトビールを提供する。
海外直営店の初出店を記念して、台湾とのブルワリー「UGLY HALF BEER」とのコラボレーションによる台湾産ライチを使ったFruited Hazy IPA「Far Teast Lychee Haze(ファーイーストライチヘイズ)」を醸造し、台湾での発売に先駆けて日本では9月30日にの先行発売する。

イオンモール インドネシアでECプラットフォームと協業

イオンモール(本社:千葉市)は9月14日、インドネシアで同国の大手ECプラットフォーム運営会社JD.IDとの協業を開始したと発表した。オンラインとリアルの融合店舗の新規出店、拡大および共同プロモーション、新規ビジネスの取り組みを進めることで、顧客の利便性向上に努める。9月6日に協業の覚書を締結した。JD.IDの親会社は中国最大手EC小売業、京東(JD.COM)。

トレードワークス 自走式見守りロボット「EBO SE」販売

トレードワークス(本社:東京都渋谷区)は9月17日、自走式見守りロボット「EBO SE(イーボエスイー)」の日本における販売権を取得し、同日より販売開始すると発表した。
このロボットは愛猫家の心配事を解消してくれる自走式見守りロボットで、米国、英国など世界60カ国以上で大ヒットしているという。WiFi環境があれば、スマートフォンで誰でも、どこでも簡単に操作し、留守番中の猫を常に見守ることができ、バッテリー残量が少なくなると自動で充電スタンドへ帰還、機能が充実している。
サイズは96×96×89(mm)、重量280g、16GB MicroSDカード(最大256GB)、希望小売価格は2万5,000円。EBO専用サイト「enabot.jp」で取り扱う。

トヨタ水素エンジン車 豪州産燃料で鈴鹿耐久レースに参戦

トヨタ自動車は9月18日、オーストラリアで製造した水素を重点した水素エンジン車で耐久レースに参戦した。三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開かれた5時間耐久レースに参戦したもの。海外から調達した水素を使うのは初めて。岩谷産業や川崎重工業がオーストラリアで「褐炭」由来の水素を生産し、日本に運ぶプロジェクトを推進しており、その水素サプライチェーン(供給網)の枠組みを活用した。トヨタが水素エンジン車でレースに出場するのは3度目。

三大都市圏の20年度外食市場4割減 ファミレス健闘

リクルートの調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」のまとめによると、2020年度の首都、関西、東海の三大都市圏地域における外食の市場規模は2019年度に比べ44.8%減の2兆1,630億円となった。新形コロナ禍により、繰り返し発令された緊急事態宣やまん延防止等重点措置のもとで、不要不急の外出自粛の影響で、酒類を提供する飲食店を中心に売り上げが大きく落ち込んだ。
業態別の市場規模分析では、年間の外食回数のシェアで「ファミリーレストラン・回転ずし等」(14.6%)が「居酒屋」(11.9%)を抜き、最も高かった。
調査は2020年5月~2021年4月、各圏域内に住む20~69歳の男女を対象に、インタ-ネットで実施しされた。

トヨタ 国内14工場で停止,スバルも休止延長,スズキも追加

トヨタ自動車は9月17日、10月の減産計画の詳細を発表した。国内14工場27ラインで最大11日間の稼働を停止する。これにより、10月は国内外の生産台数を当初計画から約33万台引き下げる。このうち、国内分は約15万台。東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大に伴う部品調達の遅れによるもの。
子会社トヨタ車体の吉原工場(所在地:愛知県豊田市)は、第1ラインを10月1~15日のうち11日間、新型SUV「カローラ クロス」を生産する高岡工場(所在地:愛知県豊田市)の第1ラインは計9日間、それぞれ稼働停止する。
SUBARU(スバル)は、国内3工場の9月の休止期間を3日間延長すると発表した。9月7日から操業を見合わせており、20日に再開する予定だったが、22日まで稼働停止を続け、23日の再開を目指す。対象工場は群馬製作所で、完成車を製造する本工場(所在地:群馬県太田市)と矢島工場(所在地:群馬県太田市)、エンジンなどを手掛ける大泉工場(所在地:群馬県大泉町)。
スズキも、二輪車を生産する浜松工場(所在地:静岡県浜松市)で9月20日の稼働を追加停止すると発表した。

SBI 敵対的TOBに発展か 新生銀行が買収防衛策導入

SBIホールディングスからTOB(株式公開買い付け)を受けている新生銀行は9月17日、取締役会を開いて買収防衛策の導入を決議した。こうした動きにSBIは反発を強めており、敵対的TOBに発展する公算が大きくなってきた。
SBIは新生銀行との事前協議なしに、9月10日にTOBを開始。期限は10月25日までで最大48%の株式取得を目指している。これに対し、新生銀行はTOB期間を1カ月延長することも求め、事前協議なく始まったTOBの意図や今後の成長戦略などをSBIに問う。

日本4社 豪2社と豪QLD州でグリーン水素事業化調査で覚書

岩谷産業、川崎重工業、関西電力、丸紅の4社は9月15日、オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州で地場企業2社と、再生可能エネルギーを利用して製造するグリーン水素のサプライチェーン(調達・供給網)に関する事業化調査で覚書を締結したと発表した。豪州企業はエネルギー・インフラ企業のStanwell Corporation Limitedと、APT Management Services Pty Ltdの2社。QLD州グラッドストン地区において再生可能エネルギー由来の水素を大規模に製造・液化して日本へ輸出するプロジェクトで、この事業化調査を共同で実施するもの。
ゼロカーボン社会の実現を見据えると、CO2回収・貯留技術との組み合わせや再生可能エネルギー等を活用したCO2フリー水素の製造が求められる。CO2フリー水素の獲得競争は世界的に激しさを増している。

タカラバイオ 下水中のコロナウイルス検出するPCRキット

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は9月15日、下水に含まれる新型コロナウイルス遺伝子を高感度かつ迅速に検出可能なPCRキットを16日より受注開始すると発表した。従来はRT-qPCR法反応に3時間以上要したが、同社の高速PCR技術の採用により、最短で約50分へ大幅に短縮された。容量100回、希望小売加価格12万円(税別)。
このキットは、下水からの新型コロナウイルス遺伝子検出に必要なPCR試薬(PCR酵素液、プライマー・プローブ、陽性コントロールなど)が含まれたオールインワンキットで、煩雑な準備作業の省力化に寄与する。
感染者の糞便中には、ウイルスが存在する可能性が報告されており、下水中に排出されたウイルス遺伝子を定期的にモニタリング調査することで、対象施設あるいは地域におけるコロナの流行状況等を把握する下水疫学に関わる研究が進められている。

ユニクロ 台湾グローバル旗艦店がリニューアルオープン

ファーストリテイリングは9月15日、台湾唯一のグローバル旗艦店として、オープンから10周年を迎える「ユニクロ明曜百貨店」が10月8日、「UNIQLO TAIPEI」としてリニューアルオープンすると発表した。
リニューアル店の売場面積は、以前の店舗の3分の1ほど拡張、4フロア約3,500㎡(以前は3フロア)となり、最新のLifeWearを体感できる台湾最大のユニクロ店舗となる。また、アート、サイエンス、カルチャーとサステナビリティを融合させ、これまでとは異なる新たなショッピング体験を提供する。

ファミマ 伊藤忠と新会社 店舗に電子看板設置し情報発信

ファミリーマートと伊藤忠商事は9月13日、メディア事業の新会社「ゲート・ワン」を24日に設立すると発表した。店舗にデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、消費者向けの情報を発信するメディアとして1日1,500万人が訪れる店舗網を活用する。新会社の資本金は9億9,000万円で、ファミリーマートが70%、伊藤忠商事が30%出資する。
電子看板には取引先のメーカーの新商品CMのほか、エンターテインメント関連のニュースや地域情報などを流す。2022年春までに約3,000店舗に導入し、その後約1万6,000店のうち設置可能な全店に広げる。

「あべのハルカス近鉄本店」に北海道のアンテナショップ

コロナ禍で百貨店での物産展の開催が難しくなる中、9月15日、大阪・阿倍野区の「あべのハルカス近鉄本店」に関西で初めてとなる北海道公式のアンテナショップがオープンした。店内には、北海道から直送された海鮮や乳製品、名物のお菓子などおよそ700品が販売されている。
同百貨店では、コロナの感染拡大を受け、入場者が通常の半数を超えた場合、館内への入場を制限することにしており、このアンテナショップでも混雑が起こらないよう対応する方針。物産展と違い、年間を通して開店しているため、旬のものを旬の時期に提供できるのが強みだ。

PPIH タイ・バンコク東部に「DON DON DONKI」3号店

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は9月15日、グループのタイ現地法人、DONKI(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ)が、10月1日に「DON DON DONKI Seacon Square(シーコンスクエア)」店を、首都バンコク東部の大型商業施設、Seacon Squareにオープンすると発表した。タイにおける初の郊外への出店となる。
ローカルの顧客が家庭で手軽に楽しめる本格的な日本の味を種類豊富に展開する。調理が簡単な日本食のミールキットや手巻き寿司セットなどを、タイで初めて本格的に取りそろえる。同店では、滑らかでしっとりモチモチ食感の北海道牛乳使用の極生食パンの専門店を導入する。このほか、スキンケア用品に特化した日本のコスメコーナーを展開する。

インドのマルチスズキ「スイフト」販売累計250万台達成

インドの乗用車販売最大手のマルチスズキ・スズキは9月14日、ハッチバック「スイフト」の販売台数が累計で250万台に到達したと発表した。同国におけるスイフトの発売は2005年。以来、若年層を対象にこれまで3世代のモデルチェンジを重ね、16年間での達成となった。2013年に累計100万台、2018年に200万台に達していた。

東芝 インドネシア・スマトラの水力発電向け水車を受注

東芝エネルギーシステムズ(本社;川崎市幸区)9月14日、インドネシアのスマトラ島中部のジャンビ州のクリンチ水力発電所向けに水車を受注したと発表した。2023年9月より順次、出荷する。
同社の中国現地法人で水力発電設備の製造、販売、保守サービスなどを手掛ける東芝水電設備(杭州)有限公司(以下、東芝水電)と、インドネシア現地法人で、エネルギーおよびインフラ事業を手掛ける東芝アジア・パシフィック・インドネシア社(以下、TAPI1)が、インドネシアでエネルギーやインフラ事業を手掛けるブカカ社傘下の水力発電プロジェクト会社から、、インドネシアスマトラ島中部に位置するクリンチ水力発電所向けに10.5万KWの水車4台の製造などを受注した。
今回の受注により、同発電所向けに水力発電設備一式を納入することになる。東芝水電は、中国の同社工場で受注した水車の設計・製造を行い、TAPIは現地で据付技術などを指導する、指導員派遣などを担う。

藤田観光「ホテルグレイスリー台北」9/14開業 海外2軒目

藤田観光 WHG事業部(本社:東京都文京区)は9月14日、台湾にWHGホテルズにとって2軒目の海外直営となる「ホテルグレイスリー台北」を同日開業したと発表した。
コロナ収束後の日本からのビジネス、観光需要を取り込むとともに、台湾内でのブランド認知を高め、台湾からのインバウンド誘客との相乗効果を図っていく。東急ハンズのフランチャイズ、台隆工業股份有限公司が台湾で10店舗を運営している「TOKYU HANDS台隆手創館」と連携し、「ハンズコンセプトルーム」を提供する。
同ホテルは、WHGホテルズ(「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」ブランドのホテルを展開)の32拠点目、海外出店は韓国・ソウルに次いで2軒目。

トクヤマとパナソニック 副生水素用いた純水素型燃料電池を実証

トクヤマ(東京本部:東京都千代田区)とパナソニック(本社:大阪府門真市)は9月14日、トクヤマの徳山製造所(所在地:山口県周南市)で発生する副生水素を用いた純水素型燃料電池の実証を開始したと発表した。実証期間は2023年3月までを予定。
今回、徳山製造所内に設置した実証機は、パナソニックが開発する6台の純水素型燃料電池を1つのユニットに収めたシステム構成になっている。水素の供給配管や熱配管、電力出力ラインなどを集約してユニットに接続し、6台の純水素型燃料電池の6台連携制御の実証は国内で初めて。

TSMC 台湾南部の高雄市に先端半導体2工場を建設へ

台湾現地メディアなどによると、半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が、台湾南部の高雄市に先端の新工場を2棟建設する方向で検討していることが明らかになった。第1期工事として、回路線幅が6ナノ(ナノは10億分の1)㍍や7ナノ㍍を生産する予定。2025年に量産を開始する予定。

伊藤忠 アジアでアニメ・キャラクターライセンス事業

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は9月13日、PPW Sports & Entertainment(HK)Limited(本社:香港、以下、PPW社)、R&B Licensing AB(本社:スウェーデン、以下、RBS社)およびMoon Characters Oy LTD.(本社:フィンランド、以下、MC社)と香港に合弁会社を設立し、アジア市場におけるアニメ・キャラクターライセンス事業の展開を開始したと発表した。
合弁会社は「Rights & Brands Asia Ltd.(以下、RBA社)」で、株主構成は伊藤忠商事38.5%、PPW38.5%、RBSホールディング23%。第1弾として世界的に有名な「ムーミン」のライセンスを中国市場に独占展開する。
新設するRBAがRBS社より中華圏でのマスターライセンス権を取得し、商品化ビジネス、アニメーションの配信・放送、テーマパーク・カフェ等のリアルエンターテイメントのみならず、スマホ向けゲーム・アプリといったデジタルコンテンツ等、多角的なライセンスビジネスを展開していく。

アイロムG フィリピンで抗結核菌ワクチンの特許査定

医薬品の開発などを支援するアイロムグループ(本社:東京都千代田区)は9月13日、100%子会社のIDファーマが基盤技術であるセンダイウイルスベクターを用いた抗結核菌ワクチンについて、フィリピンで特許査定を受けたと発表した。これにより、同ワクチンの特許査定が発行された国は日本、米国、中国、インドネシアに続き5カ国目となる。

新日本コンサル,アラムポートとインドネシアで太陽光発電

新日本コンサルタント(本社:富山市)は9月10日、グループの発電事業会社、ニックスニューエネルギーを通じ、アラムポート(本社:東京都千代田区)と共同でシンガポールに合弁会社「ALAM NIX RENEWABILES PTE LTD」を設立し、インドネシアにおける産業用需要家向け屋根置き太陽光発電事業に参入したと発表した。
新日本コンサルタント、アラムポートの両社は今回の提携を通じて、インドネシアで屋根置き太陽光事業への投資・事業開発を加速化するだけでなく、より多くの再生可能エネルギーの事業化を目指していく。

東洋建設 フィリピンのパッシグ・マリキナ河川改修事業受注

東洋建設(本社:東京都千代田区)は9月10日、フィリピン公共事業道路省が発注するパッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズⅣ)のうち、工区パッケージ2を同社単独で、パッケージ3を同社が幹事会社を務める清水建設との共同企業体(JV)で受注し、7月19日に契約署名式が執り行われたと発表した。受注金額はパッケージ2が約172億円、パッケージ3が同社分約97億円(JV受注総額約194億円)の合計約269億円となる。同工事は日本の政府開発援助(ODA)の有償資金協力(円借款)のうち、本邦技術活用条件(STEP)として実施される。

出前館 新株発行で800億円の資金調達 TVCM拡大,配達員増

出前注文サイト運営の出前館は9月13日、新株発行などを通じて約800億円の資金を調達すると発表した。新型コロナウイルス禍で外出控えと在宅生活が長期化し出前需要が増大。こうした状況を受け、生鮮・日用雑貨品を含めた宅配需要が拡大し、米系ウーバーイーツなど宅配事業者の競争が激化している。このため、出前館はテレビCMを中心に広告宣伝を拡大、事業の周知化に注力し、配達員を増員する。このほか、調達資金でシステム改善の費用にも充てる。

ダイハツ 9月の工場停止を再延長 8~9月で3割減産に

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は9月14日、国内の工場の稼働停止を延べ14日間延長すると発表した。同社は6日にも延長を発表しており、8~9月の減産台数は約5万台に上り、減産幅は前年同期の32%になる。
9月の稼働停止期間は、本社工場(所在地:大阪府池田市)が計8日、ダイハツ九州(所在地:大分県中津市)の工場が計6日それぞれ延長する。10月以降の工場稼働は未定。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うベトナムでの移動制限措置などが延長され、自動車部品の調達が滞ったままで、引き続き事態の改善がみられない。

「空飛ぶクルマ」実現へ 大阪府・市がSkyDriveと連携協定

大阪府と大阪市は9月14日、ドローンの技術などを使った「空飛ぶクルマ」の実現につなげようと、機体の開発を担っている民間企業、SkyDrive(本社所在地:東京都)と協力して実証実験などに取り組む連携協定を締結したと発表した。
空飛ぶクルマは、人やモノを乗せて電動で飛行できる機体で、交通渋滞の緩和や物流の効率化などにつながると期待されている。2021年中に、大阪・南港で大型のドローンを飛ばして風の影響などを調べるほか、仕組みや活用方法などを説明するセミナーを開くことにしている。大阪府の吉村知事は、「2025年の大阪・関西万博までに実現させたいので、2022年にも大阪で試験飛行をしてほしい」と話している。

KDDI「スペースX」と業務提携 人工衛星使い通信サービス

KDDIは9月13日、電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOが創業した米国の宇宙事業会社、スペースXと業務提携し、人工衛星を使った通信サービスに乗り出すと発表した。2022年をめどに全国およそ1,200の基地局から順次導入していく予定。
スペースXの人工衛星を活用し、基地局を使った通信サービスを提供。通信網の整備が難しい山間部や離島などでも、これまでより高速大容量のネット通信ができるようになる。