日本の農業従事者5年間で23.1%減 平均年齢67.8歳 農水省

農林水産省が5年に1度、全国の農業関係者を対象に実施している農業版の国勢調査「農林業センサス」によると、2020年2月1日時点で全国で農業に従事している人は152万人で5年前に比べ45万7,000人(23.1%)減少していることが分かった。また、農業を職業としている人の平均年齢は67.8歳で5年前から0.8歳上昇した。担い手の減少と高齢化に、いぜんとして歯止めがかかっていない。
こうした状況を受け、農水省は5月中にも新たな検討会を設け、抜本的な課題である若い世代の就農を促す施策について、集中的に議論を行うことになった。
一方、今回の調査で法人形態で農業を行っている組織の数がおよそ3万1,000と、5年前から4,000増えたほか、大規模な耕作地が増えていることが分かったという。

全自動PCR検査システムのトレーラーコンテナ実用化へ検証

京都大学医学部附属病院、川崎重工業、シスメックスの3者はこのほど、共同でトレーラーコンテナによる新型コロナウイルス感染症のPCR検査をロボットにより、完全自動化した移動型検査システムを開発、実用化に向けた検証を進めていくことになった。
これは長さ12mのコンテナの中に、PCR検査に必要な機器と、検体を扱うロボットアームなどが設置されている。検査試薬の調整やウイルス遺伝子の抽出など検査のすべての工程を機械が自動で行う。1日あたり最大2,500人分の検体の検査を、随時検体投入後約80分で迅速に検査できる能力がある。

米ファイザー ワクチン売上高2.8兆円 従来予想の1.7倍に

米製薬大手ファイザーは5月4日、ドイツのバイオ企業ビオンテックと開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2021年12月期の売上高見通しを上方修正し、従来予想と比べて約1.7倍にあたる260億ドル(約2兆8,000億円)程度になることを明らかにした。
これは4月中旬までの契約に基づき、年内に16億回分の供給を見込んでいることに伴うもの。この結果、ワクチンの売上高はファイザー全体の3分の1を占める規模に拡大する見通し。
ファイザーは製造設備増強を進めており、ワクチンの年間生産量を最大25億回分に引き上げることを目指している。今後の供給契約の進展次第で売上高はさらに上方修正される可能性がある。

三ツ星ベルト インドネシアに新販売会社2拠点の販売体制集約

三ツ星ベルト(本社:神戸市長田区)は4月28日、インドネシアの2拠点の販売体制を集約し、ジャカルタに新会社「PT. MITSUBOSHI BELTING SALES INDONESIA」を設立すると発表した。
新会社の資本金は150万米ドルで、三ツ星ベルトグループが100%出資する。自動車用、一般産業用ベルトなどの販売を手掛ける。2021年9月から事業開始する。営業体制を強化し、効率的な納入体制を構築し、アジアでの事業拡大を推進していく。

日産自 ダイムラー株 1,500億円で売却 業務提携は継続

日産自動車(本社:横浜市西区)は5月5日、1.54%(1,644万8,387株)を保有するドイツのダイムラーAGの株式をすべて6月末までに機関投資家に売却すると発表した。売却額は約11億4,900万ユーロ(約1,500億円)。この株式売却による取得資金は電動化の促進に向けた投資など事業競争力を高めていくための原資として活用していく予定。

日野自と関電 EV充電サービスで新会社「CUBE-LINX」設立

日野自動車工業(本社:東京都日野市)と関西電力(本社:大阪市北区)は、トラック・バス等の商用EV(電気自動車)の導入・運用に関する輸送現場の課題解決を目指し、5月上旬に新会社「CUBE-LINX(キューブリンクス)」(所在地:東京都新宿区)を設立する。2022年初の営業開始の予定。
新会社の資本金は5億円で、出資比率は日野自動車66.7%、関西電力33.3%。商用車・電力に関する両社の知見を活用、事業者がEVを導入時に必要となる車両や充電設備といったハードとITシステムを月額制で提供する。また、EVの最適な充電・配電計画や電池残量を考慮した走行ルートの生成、事業所・車両の電力需要をトータルでマネジメントする。

建設業界のDX推進へコマツなど4社が「EARTHBRAIN」発足

コマツ、NTTドコモ、ソニーセミコンダクタソリューションズ、野村総合研究所の4社は4月30日、建設業界にデジタルトランスフォーメーション(DX)をもたらし、安全性、生産性、環境性の飛躍的な向上を実現することを目的に共同で新会社「EARTHBRAIN」を発足させることで合意したと発表した。
日本の建設業界における就業者の高齢化、労働者人口の減少といった社会課題の改善、克服に向け、4社が保有する知見、ノウハウ、技術を組み合わせ、次世代スマートコンストラクションへと進化させ、提供する。

農林中金 プラットフォーム運営の食品Eコマース事業社へ出資

農林中央金庫(本部:東京都千代田区)は4月30日、農林中金イノベーションファンドを通じて、インドネシアで生産者から消費者へ直接生鮮食品を届けるECプラットフォーム「Sayurbox」を運営するKulawarga Asia Pte Ltd(本社所在地:シンガポール)に出資したと発表した。今回の食品Eコマース事業会社への出資を通じ、テクノロジーを活用した食品流通最適化を支援する。

住友商事 クリーンエネルギー事業展開するSunseapに出資参画

住友商事(本社:東京都千代田区)は4月28日、アジア太平洋地域で様々なクリーンエネルギー事業を展開するSunseap Group Pte.Ltd.(本社:シンガポール、以下、Sunseap)に出資参画したと発表した。
今回、同様にSunseapに出資する四国電力および三井住友ファイナンス&リースとともに、各社の強みを組み合わせ、スピード感を持ってビジネスプラットフォームを構築する。

JR西日本 陸上養殖のサーモンを販売開始 回転ずし店で販売

JR西日本は、中国地方最高峰、大山に近い標高350mの山中にある養魚場(所在地:鳥取県倉吉市)で養殖されたトラウトサーモンを、「クラウンサーモン」のブランドで販売開始した。関西圏で飲食店を展開する大起水産(本社:大阪府堺市)と提携し、まずは同社の回転ずし店などに年間1万匹を出荷する。
養魚場のある関金地区は年間を通じて冷たく良質な湧水が豊富で、西日本有数のワサビ生産地でもある。この小泉川養魚場は、サケ・マス類やイワナを養殖していたが幼魚の出荷先だった海面養殖の事業者が、コロナ禍の打撃を受けて昨年撤退。販路に困っていたところへ、サバの陸上養殖で交流のあったJR西日本が声をかけ、このプロジェクトがスタートした。
海面養殖では水温上昇がリスクになるがこの陸上養殖ではその心配がない。海外のサーモンよりやや小ぶりの1匹2~3kgでの出荷になるものの、海面養殖では付きがちな寄生虫の心配もなく、鮮度の高い刺し身を味わえるという。

三井物産 インドネシアのCT Corpの1,000億円転換社債を引き受け

三井物産(本社:東京都千代田区)は4月30日、インドネシアの大手企業グループ、CT Corpの持株会社PT CT Corpra(本店:ジャカルタ)が発行する1,000億円の円建て転換社債の引き受けを決定、同日引き受け契約を締結すると発表した。
CT Corpは金融、リテール、メディア、不動産、ホスピタリティー、エンターテインメント、ライフスタイルを含む消費者関連事業を展開するインドネシアの有力企業グループ。

ダイハツ インドネシアでコンパクトSUV DNGA海外展開第2弾

ダイハツ工業は4月30日、インドネシア現地法人アストラ・ダイハツ・モーター社が同日、DNGA海外展開の第2弾として、新型コンパクトSUV「Rocky(ロッキー)」を発売したと発表した。希望小売価格は約160万~177万円。
新型ロッキーは2021年2月にマレーシアのプロドゥア社から発売した新型「Ativa(アティバ)」に続くもの。ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による海外展開第2弾商品。Ativa同様、2019年に日本で発売したロッキーをベースとしている。トヨタ自動車へOEM供給するとともに、約50カ国への輸出も予定している。

A.L.I. 福井県でレベル3でのドローン物流実証実験に成功

A.L.I.Technologies(本社:東京都港区、A.L.I.)は4月30日、福井県越前町とAOIエネルギーソリューション(福井事業部:福井市)が主体となり行われた、ドローン物流実用化のための実証実験に運航担当として参画し、レベル3(目視外飛行・補助者なし)での飛行に成功したと発表した。福井県越前町で4月21~22日実施された。
今回は物流へのドローン活用によるCO2削減効果の検証だけでなく、災害時を想定した防災の利活用にも可能な飛行とデータの取得を同時に実現した。

関空20年度の総旅客数92%減 コロナで国際便99%と大打撃

関西空港を運営する関西エアポートがまとめた2020年度の関西国際空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年度比92%減の225万人だった。年度としては1994年9月の開港以来、過去最低となった。新型コロナウイルスの流行に伴う渡航制限で国際線の便数が大幅に減少したことが響いた。
20年度の国際線の旅客数は99.1%減の20万人にとどまった。国内線も遠方への旅行や出張の自粛で旅客数は69%減の205万人だった。国内線は政府の観光支援事業「GoToトラベル」の効果で一時的に回復したが、1月の緊急事態宣言で再び落ち込んだ。
なお同時に発表した20年度の大阪(伊丹)空港の旅客数は63%減の581万人、神戸空港は63%減の121万人だった。

相鉄不動産とマーキュリア タイの分譲マンション開発に参画

相鉄グループの相鉄不動産(本社:横浜市西区)とマーキュリアインベストメント(本社:東京都千代田区)は4月28日、タイの自動車部品大手タイサミットグループのリアルアセットデベロップメントとの間で、タイ・バンコクにおける分譲マンション開発プロジェクトへの投資に関する合弁契約を締結したと発表した。
今回の投資対象プロジェクトは、バンコクの地下鉄(MRTブルーライン)のHuai Khwang(ホイクワン)駅より約250mと利便性の高いエリアに立地する。2棟構成の分譲マンション開発プロジェクトのうち、先行して開発されるA棟に参画するもの。相鉄不動産とマーキュリアは日系JV会社としてSotetsu Real Estate(Thailand)Co.,Ltd.を現地に設立し、業務を推進する。

TDK 中国CATLと二次電池の開発・製造・販売で合弁設立

TDK(本社:東京都中央区)は4月28日、子会社で二次電池事業を手がけるAmperex Technology Limited(所在地:中国・香港特別行政区、以下、ATL)が、中国の電気自動車(EV)等車載用の二次電池事業を手がけるContemporary Amperex Technology Co.,Limited(所在地:中国福建省、以下、CATL)をクロスライセンスならびに合弁会社の設立を含む業務提携で合意したと発表した。
ATLおよびCATLが得意とする両社の二次電池の技術・ノウハウを融合し、両社で家庭用蓄電システムや電動二輪車、その他産業用途に適した中型二次電池の開発・製造・販売に特化した合弁会社2社を設立し、運営する予定。
今後CATLとの間で同社の二次電池を含む車載用のパワーユニットでTDKが得意とする車載用電子部品は電源製品を提供するなど、同社との戦略的な協業関係の構築も進めていく。

三菱航空機が99%減資 スペースジェット事業の損失穴埋め

三菱重工業の子会社、三菱航空機(所在地:愛知県豊山町)が3月、資本金を1,350億円から5億円に減らしていたことが4月29日分かった。99.6%の減資となる。
大規模な設計変更やコロナ禍による航空需要の低迷などで、開発を中断している国産ジェット旅客機「スペースジェット(SJ)」事業の累積損失の一部を穴埋めした。また、資本準備金1,350億円をゼロにし、累積損失の穴埋めに充てた。三菱航空機は2020年3月期時点で4,646億円の債務超過に陥っていた。

パナソニック TVの自社生産縮小し中国TCLに委託で最終調整

パナソニック(本社:大阪府門真市)は、テレビの自社生産を大幅に縮小する方針を固め、中国の電機大手TCLと提携する方向で最終調整に入った。中小型液晶テレビの生産を委託する方向。これにより、パナソニックは自社生産の比率を下げテレビの収益力を高める。
パナソニックは、インドやベトナムでのテレビの自社生産は今年度中にも終えるなど、世界全体の生産体制を見直す。こうした一方で、日本国内で唯一テレビを生産している栃木県の宇都宮工場では、有機ELテレビなど高価格帯の製品を手掛けており、同生産体制は維持する。

トヨタ 3月の世界販売44.2%増の98万台と過去最多に

トヨタ自動車が4月28日発表した3月の世界販売は前年同月比44.2%増の98万2,912台で、1カ月販売台数としては過去最多となった。世界の主要市場の中国、米国での販売が好調で、新型コロナウイルスによる落ち込みからの回復が鮮明になった。また、世界販売は同31.6%増の84万3,393台だった。

明電舎 ベトナム配電盤メーカーの過半株式取得し社名変更

明電舎(本社:東京都品川区)は4月28日、シンガポールの全額出資子会社MEIDEN ASIA PTE.LTD.(以下、明電アジア)が、ベトナムの配電盤メーカー、Vietstar Industry Corporation(以下、ベトスター社)へ増資を行い、同時に過半株式を取得したことで「Vietstar Meiden Corporation」(ベトスター明電)に社名変更したと発表した。
明電アジアは2020年にベトスター社の株式を44.8%を取得していたが、今回追加取得し、出資比率は69.7%になった。ベトスター社はベトナムホーチミンに本社を置き、主に低電圧・中電圧の配電盤を製造・販売している。今回の増資と社名変更により、明電グループとしてベトナム電力市場への参入を図るとともに、ベトスター明電をメコン地域での基幹製造拠点と位置付けバリューチェーンを強化していく。

三井不動産「ららぽーと」海外初の中国・上海金橋4/28オープン

三井不動産(所在地:東京都中央区)の海外初進出となるショッピングモール「ららぽーと上海金橋」が4月28日、中国・上海市で開業した。同店舗を印象付ける仕掛けとして設置された、圧巻の高さおよそ18mのガンダム像が来店者を迎える。施設内には日本のゲームメーカーによるアトラクションや飲食店などもあり、早くも人気を呼んでいる。

相鉄ホテル開発 24年春にタイに海外5店舗目となる直営ホテル

相鉄グループの相鉄ホテル開発(本社:横浜市西区)は4月28日、韓国およびベトナムに続く海外3カ国目として2024年春にタイ・バンコクに海外5店舗目となる直営ホテルを出店すると発表した。
出店予定地は、高架鉄道BTS(Bangkok Mass Transit System)と地下鉄MRT(Mass Rapid Transit)の交通結節点で、同市随一のメインストリートであるスクンビット通り沿いにあるアソーク駅およびスクンビット駅から約400mに位置する。
相鉄グループお3社が、出店予定地の土地を保有する現地法人の全株式を取得して子会社化。同子会社が建物を建設し、相鉄ホテルのブランドとして運営を行う。

スズキ 5/1~9日,インド2州での四輪生産を一時停止 コロナ禍

スズキ子会社でインド自動車最大手のマルチ・スズキが4月28日、北部ハリヤナ州のグルガオン工場とマネサール工場での生産を5月1日から9日にかけて停止すると発表した。また、同時にスズキの四輪子会社、スズキ・モーター・グジャラートも西部グジャラート州の工場を停止するという。これにより、インドにあるスズキの四輪生産がすべて止まる。
インドではいま連日、新型コロナウイルスの新規感染者が1日30数万人台の過去最多のペースで感染が拡大しており、治療に使う酸素不足が深刻な問題になっている。インド政府からは工業用の酸素を医療用に回す指示も出ており、6月に予定していた設備のメンテナンスを前倒しする形で生産を止める。

世界のEV・PHV 30年に1億4,500万台普及 IEAが予測 脱炭素で

国際エネルギー機関(IEA)は4月29日に公表した電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)が、2030年に世界で1億4,500万台(全体の7%に相当)普及するとの見通しを明らかにした。各国政府が現状よりも温室効果ガス排出量の削減目標を高く設定した場合は2億3,000万台(全体の12%に相当)に増えると予測している。そして「2020年代は世界中でPHVを含めたEVが当たり前の時代になる」と指摘している。
2020年のEV・PHVの世界販売は前年比41%増の300万台と過去最高を記録している。

舶用水素燃料エンジン3社が共同開発で合意 川崎重工など

川崎重工、ヤンマーパワーテクノロジー、ジャパンエンジンコーポレーションの3社は4月27日、純国産エンジンメーカーとしての技術を結集するコンソーシアムを結成し、外航・内航大型船向けに、世界に先駆け舶用水素燃料エンジンを共同開発することに合意したと発表した。
3社は基礎燃料解析や素材などに共通技術要素で連携を図り、各社が2025年ごろの舶用水素燃料エンジンの市場投入を目指す。川崎重工が中速4サイクルエンジン、ヤンマーパワーテクノロジーが中・高速サイクルエンジン、ジャパンエンジンコーポレーションが低速2サイクルエンジンの開発に取り組む。これにより、様々な用途に対応可能なラインアップを同時並行で完成させる。

タカラバイオ 2種類の変異株を同時検出できるPCR試薬発売

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は4月27日、新型コロナウイルスの2種類の変異株(N501Y、E484K)を、検体の前処理(RNA精製)を必要とせず、一度のPCR反応により同時に1時間以内で迅速・簡便に検出できる、リアルタイムPCR試薬(研究用試薬)を5月19日より販売すると発表した。これは保険適用品ではない。群馬パース大学大学院の木村博一教授が監修。

華為技術 自動車を新たな柱に「レベル4」自動運転技術公開

中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)はこのほど、「レベル4」の自動運転技術を公開した。同社はすでに北京汽車集団傘下の高級EV(電気自動車)ブランド「ARCFOX」の新型車に自動運転技術を提供すると正式に発表している。このほか、重慶長安汽車や広州汽車集団に対しても自動運転を中心に全面的に協力していくとしている。
華為技術は米国政府の規制を受けて、主力のスマートフォン事業の落ち込みを受け、自動車関連事業を新たな柱育てるため2021年以降、毎年10億ドル(約1,100億円)を自動車関連事業の研究開発に投じる方針を明らかにしている。

NTTデータ 複数業界と連携「バイタル」データ活用の有用性検証

NTTデータは4月26日、保険、スマートシティなど複数業界の大手企業と連携して、クラウド型健康管理ソリューション、ヘルスデータバンクの「バイタル測定サービス」の有用性検証を開始すると発表した。このサービスはスマートフォンカメラでの顔撮影により測定した心拍数、ストレスレベル等の推定値を活用して、「個人の健康管理」や「企業の社員ストレスケア、顧客接点強化」等を支援するもの。各企業がそれぞれのユースケースで、このサービスを試行運用し、実業務における有用性を検証する。

テクノホライゾン ASEANのパシフィックテックG4社を買収

テクノホライゾン(本社:名古屋市南区)は4月26日、サイバーセキュリティ機器やソフトウエアの販売を手掛けるシンガポールのパシフィックテック・グループ4社を買収すると発表した。取得額は約24億円。シンガポール、マレーシア、タイのセキュリティ機器、ソフトウエア販売、インストール、メンテナンス、サポート事業をそれぞれ手掛けるパシフィックテック・グループ4社を子会社化する。

バリュエンスHD 韓国・ソウル1号店オープン 4カ国目進出

ブランド品のオークション事業を手掛けるバリュエンスホールディングス(本社:東京都港区)はこのほど、グループ企業のバリュエンスインターナショナルリミテッド(本社:中国・香港特別行政区)が、ブランド品買い取り「なんぼや」の韓国への進出と1号店「NANBOYA Yongsan Central Park Office(なんぼや龍山セントラルパーク店)」を4月23日にオープンしたと発表した。1号店を軌道に乗せることで、ソウル市内での2号店の出店を目指す。買い取り品のジャンルは時計、バッグ、ジュエリー、小物。
パートナー企業による「なんぼや」出店国は2021年4月現在、インドネシア3店舗、マレーシア、フィリピン、タイ各1店舗と計4カ国6店舗に上り、今後とも出店を計画している。

バリュエンスHD CVCベンチャーズ設立 まずLingble社へ出資

バリュエンスホールディングス(本社:東京都港区)は4月26日、新たに完全子会社となるCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)バリュエンスベンチャーズ(本社:東京都港区)を設立し、第1号案件としてLingble社(本社:シンガポール)への出資が4月19日に完了したと発表した。
目まぐるしく変化する技術動向や新しいビジネスモデルの出現などに常に情報アンテナを張るとともに、将来的な事業連携や新しいビジネスの創出を視野に入れる。

JR東海 リニア中央新幹線 総工費1.5億円増の7兆円余に増額

JR東海の金子慎社長は4月27日、リニア中央新幹線の品川-名古屋間の総工費が、これまでのおよそ5兆5,200億円から1兆5,000億円増えて7兆円余りに上ることを明らかにした。
これは①東京・品川駅や名古屋ターミナルの工事が想定より難しいこと②地震対策をより強化する必要が明らかになったこと③工事で発生した土の運搬費などが想定より増える見込みとなったこと-などを挙げている。
また金子氏は、静岡県内の工事はいぜんとして認められておらず、2027年の開業は難しいとの見通しを示した。

関電子会社・丸紅 秋田の石炭火力発電所の建設を断念

関西電力の子会社、関電エネルギーソリューションと丸紅は4月27日、秋田市で建設を予定していた石炭火力発電所(出力130万KW)の計画を断念したと発表した。グローバルな温室効果ガスの削減、脱炭素化の流れの中で石炭火力発電所の新設は難しいと判断した。
予定地には、木材を燃料とするバイオマスの発電所などを建設できないか検討するとしている。

トヨタとイオンが協業 物流効率化,カーボンニュートラル推進

トヨタ自動車とイオン物流子会社のイオングローバルSCM(本社:千葉市)は4月27日、物流領域の課題解決のため協業することで合意したと発表した。トヨタの生産現場のムダをなくすTPS(Toyota Production Sstem)「トヨタ生産方式」や電動化技術などを応用し、物流の効率化と人手不足の解消、カーボンニュートラル(脱炭素化)の取り組みを進める。

トヨタなど5社がつながる車の車載通信システム共通化

トヨタ自動車、ダイハツ工業、スズキ、SUBARU、マツダの自動車5社は4月27日、インターネットに接続して多様なサービスを提供する「コネクテッドカー(つながる車)」に必要な車載通信システムを共通化すると発表した。トヨタが開発した車載通信技術をベースに、4社が保有する技術を盛り込みながら、クルマからネットワーク、車載通信機センターまでの接続仕様を共通化した次世代のコネクテッドカー向けのシステムを構築する。

トヨタ 「レベル5」米リフトの自動運転部門を600億円で買収

トヨタ自動車は4月26日、米配車サービス大手リフトの自動運転開発部門「レベル5」を約5億5,000万ドル(約600億円)で買収すると発表した。買収するのはトヨタの研究開発子会社「ウーブン・プラネット・ホールディングス」で、9月までの買収完了を見込む。ウーブン社とリフトは、自動運転技術の安全性向上と商用化に向け、リフト車両データや運用システムを活用することでも合意した。

日系自動車企業の商況順調 インドネシアモーターショー2021

4月11~25日開催された自動車展示・販売会「インドネシア国際モーターショー(IIMS)ハイブリッド2021」で、日系企業はいずれもほぼ順調な商況を収めた。
三菱自動車のインドネシア販売子会社、ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・セールス・インドネシア(MMKSI)は4月26日、会期中980台を成約、目標の600台を大幅に上回ったと明らかにした。また、ホンダのインドネシア四輪製造・販売会社、ホンダ・プロスペクト・モーター(HPM)は26日、成約台数が692台だったと発表した。

ダイドードリンコ 顔認証決済の”手ぶら”自販機の展開 日本初

ダイドードリンコ(本社:大阪市北区)は4月26日、日本初となる自動販売機で顔認証による購入が可能な「KAO-NE(カオーネ)」を、昨年NECと共同で実施した実証実験を踏まえ、同日より本展開を開始すると発表した。マスク着用時の認証も可能な自販機で、”手ぶら”で圧倒的な利便性を提供する。

ニプロ 中国で2透析センターの株式の70%を取得 業容拡大

医療機器および医薬品事業を主幹事業とするニプロ(本店:大阪市北区)は4月26日、連結子会社を通じて湖南省長沙市および遼寧省瀋陽市のそれぞれ人工透析治療施設の発行済み株式の70%を取得したと発表した。
連結子会社、尼普洛貿易(上海)有限公司(本社:中国・上海市)の子会社、尼普洛医院管理(上海)有限公司が、長沙百栄透析センターおよび瀋陽医之源透析センターのそれぞれ発行済み株式の70%を取得した。
これにより中国における透析治療サービスの展開を拡大するとともに、当該2センターを透析治療研修センターとしても活用し、運用実績を積み重ねることで、中国各地へのさらなる展開を推進していく。

自動運転で日系企業が中国企業と連携強化 試験運用を開始

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、自動車メーカーの日系企業が中国で自動運転で中国企業と連携強化し相次いで自動運転のテストを開始している。
ホンダの中国法人、本田技研科技(中国)はこのほど、広東省深圳市に中国本社を構える自動運転開発スタートアップ企業、AutoXと提携、自動運転テストを開始すると発表した。「アコード」と「インスパイア」をテスト用車種とし、AutoXの最新自動運転システムを搭載する。トヨタ自動車は、広東省広州市の自動運転スタートアップ企業、Pony.ai(小馬智行)と自動運転技術の開発などで協業し、広州市で無人運転タクシーの試験運用を実施している。
中国では積極的に自動運転への取り組みが進められており、AutoXは深圳市で初めて自動運転Robo Taxiを用いて、レベル4(特定の条件下で車の運転を自動化)とレベル5(完全な自動運転)の試験運用を開始している。

JAL 春秋航空日本を子会社化 6月めどに株保有51%以上へ

複数のメディアによると、日本航空(JAL)が中国系の格安航空会社(LCC)の春秋航空日本(所在地:千葉県成田市)を連結子会社化する方針を固めたことが、4月25日分かった。JALは現在、春秋航空日本に約5%出資しているが、6月をめどに数十億円を追加出資し、保有する株式の割合を51%以上に引き上げる。5月7日に公表する中期経営計画に盛り込む予定。

京都市のベンチャー,iPS血小板の実用化へ 年内に治験開始

京都市のベンチャー企業、メガカリオンがiPS細胞から止血作用のある血小板をつくり、実用化を目指し年内に国内で臨床試験(治験)を始めることが分かった。今夏以降に患者に輸血し、安全性や効果を確かめる。これらが順調に進めば、2023年に薬剤としての承認を目指す。
審査機関の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に計画書を提出し、治験の開始に必要な手続きを終えたことを明らかにした。iPS細胞からつくられた製品の企業治験は慶応大発ベンチャー企業がつくる心筋に続いて2例目。

日本郵政と東電 EV充電器などで協業 脱炭素へ提携に合意

日本郵政と東京電力ホールディングスは4月23日、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現に向け、戦略的提携に合意したと発表した。まず郵便局の集配に使用する電気自動車(EV)向け充電器の導入や、太陽光発電設備の設置で協業する。
今秋をめどに、沼津郵便局(静岡県)と小山郵便局(栃木県)で実証実験を実施。将来的に全国約2万4,000の郵便局のうち、集配を担う1,000局程度に展開していく方針。東電が郵便局に整備したEV向け充電器の一部は地域住民にも利用できるようにする。

島津製作所 自動核酸抽出システム発売 作業時間を大幅短縮

島津製作所(本社:京都市中京区)は4月22日、核酸抽出システム「EluNA」を発売すると発表した。同システムは人の血液の遺伝子解析の前処理工程で核酸(DNA)を抽出する作業を自動化した。これにより、従来法で30分間要していた核酸抽出の手作業がわずか2分間(装置による自動抽出工程を含めると10分)に短縮でき、人為的ミスの削減につながる。
同システムは、自動核酸抽出装置「NAX-200」(税別49万9,000円)と消耗品キット(税別4万6,000円)で構成されている。発売後1年間で装置120台の販売を見込む。

住友商事 日本・アジア農地炭素貯留の事業推進で米Indigoと協業

住友商事(本社:東京都千代田区)は4月22日、日本およびアジアを中心とした、農地への炭素貯留を推進する「Indigo Carbon」事業推進で、米国のアグリテック系ユニコーン企業、Indigo Agriculture(本社:マサチューセッツ州、以下、Indigo)と協業に向けた覚書を締結したと発表した。
両社は日本やアジアで、Indigoが推進している農地への炭素貯留事業を中心に、それ以外にも新規事業の立ち上げや、住友商事が手掛ける既存事業の高付加価値化に取り組む。

ホンダ 40年までに全新車販売をEV・FCVに 脱ガソリンを発表

ホンダは4月23日、2040年までに世界市場での新車販売すべてを電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)に切り替えると発表した。ハイブリッド車(HV)も含め、走行中に二酸化炭素(CO2)を排出する新車(=ガソリン車)の販売はやめる。三部敏宏社長が明らかにした。
海外では米ゼネラル・モーターズ(GM)なども同様の方針を明らかにしているが、日本勢では初めて。

トリドールHD ブルネイにヌードルショップ2号店オープン

トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は4月23日、東南アジアを中心に展開するヌードル業態「Boat Noodle(ボートヌードル)」のブルネイ2号店となる新店舗が3月26日にオープンしたと発表した。同店の出店により東南アジア諸国では同業態がブルネイ2店舗、マレーシア35店舗、シンガポール店舗4店舗の計41店舗となる。
マレーシア発のボートヌードルは、1杯100円未満の手ごろな価格で、自分の食べたい分を注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べるスタイルのヌードルショップ。

A&D タイに現地法人設立 東南アの販売・サービス事業強化

電子計測器、医療用電子機器などを手掛けるエー・アンド・ディー(A&D、本社:東京都豊島区)は4月22日、東南アジアにおける販売およびサービス事業強化のため、タイ・バンコク近郊に合弁で現地法人「A&D INSTRUMENTS(THAILAND)」(所在地:パトゥムターニー県ランシェット、以下、ADTL)を設立したと発表した。ADTLの資本金は200万タイバーツで、A&Dの出資比率は49%。4月1日から営業開始している。

USJ 4/25から臨時休業発表 府への緊急事態宣言発令受け

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(所在地:大阪市此花区、USJ)は4月23日、25日から臨時休業すると発表した。大阪府に国から、東京都、京都府、兵庫県とともに4月25日から5月11日までの期間、緊急事態宣言が出されたことを受けたもの。
この期間中のチケットの取り扱いなどについて、4月23日の夜にホームページで案内する。