奈良大学は3月19日、4世紀後半に築造された奈良市の国内最大の円墳、「富雄丸山古墳」を地域の振興にどのように活かすかを考えるシンポジウムを開いた。
同古墳の発掘に関わった豊島直博教授が、今回の調査で過去に類を見ない盾のような形をした銅鏡や、波打つような形の長さ2mを超える鉄の剣などが見つかったことを報告。また、古墳を観光資源として活用している各地の事例などを紹介した。
会場には考古学ファンや市民らおよそ100人が参加、講演の内容などを熱心にメモする姿もみられた。
京都・平岡八幡宮 足利義満ゆかり「花の天井」公開
徳川三代宿泊 滋賀・永原御殿跡から基礎の石列発見
京都・東福寺 大涅槃図 約100年ぶり修理終え公開
京都の東福寺(所在地:京都市東山区)で3月14日から、大涅槃(ねはん)図がおよそ100年ぶりに修理を終え、一般公開されている。公開は16日まで。
この涅槃図は高さ11m、幅6mある。室町時代の僧侶で絵師だった吉山明兆が描いたとされていて、汚れや傷みが目立ってきたため、96年前の昭和2年以来となる、大規模修理が行われてきた。14日は法堂で修理の完成を祝う法要が営まれた。
涅槃図には釈迦が亡くなった直後、蓮の花を枕に横になっている釈迦の姿、死を悲しむ弟子たち、ゾウ、ネコなど様々な動物が周りを囲んでいる。修理は3年半かけて行われ、汚れが落ちて色合いが全体に明るくなったほか、顔料が剥がれ落ちないための対策も施された。