金沢・兼六園で伝統の「雪づり」始まる 冬支度 2022年11月3日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 日本三名園の一つ、石川県金沢市の兼六園で11月1日、北陸に冬の訪れを告げる伝統の風物詩、雪の重みから木々を守るための冬支度「雪づり」の作業が始まった。雪づりはマツやツツジなど園内800カ所で行う。庭師や造園業者ら延べ約500人が計4トンのわら縄を使用し、12月中旬までに作業にあたる。
横浜市大 藤沢市と芥川龍之介直筆資料修復で協定 2022年10月27日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 横浜市立大と神奈川県藤沢市は10月25日、藤沢市文書館が所蔵する芥川龍之介の直筆資料修復に係る協定を締結すると発表した。文化・芸術の振興を図るため、また芥川龍之介資料に関する研究の一環。 両者は2022年度中に、藤沢市文書館が所蔵している芥川龍之介資料約100点の修復を予定しており、2024年度までに修復を終える予定。
奈良・平城宮跡歴史公園で秋の「平城京天平祭」 2022年10月25日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 奈良市の平城宮歴史公園で10月22〜23日、奈良時代をテーマにした「平城京天平祭」が開かれた。同天平祭は平成23(2011)年から毎年3回開かれていて、今回は秋の祭り。 会場では宮殿の整備を担当していた衛士(えじ)と呼ばれれる弓や鎧(よろい)姿の10数人の行列が練り歩いた。また、奈良時代の遊び「投壺(とうこ)」と呼ばれるつぼに矢を投げ入れる体験コーナーも設けられ、家族連れなど訪れた人たちが楽しんでいた。
和歌山・広川町で20回目「稲むらの火祭り」 2022年10月24日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 江戸時代、1854年の安政南海地震の際、現在の和歌山県広川町に津波が押し寄せたとき、豪商・濱口梧陵が収穫された田んぼの稲わらに火を付けて津波の襲来を村人に知らせ、高台まで避難させたという逸話にちなんだ「稲むらの火祭り」が10月22日、広川町で行われた。同町ではこの濱口梧陵の故事を語り継ごうと2003(平成15)年から開催、今年で20回目を迎えた。 祭には中学生以上の子どもや町民ら約400人が参加。町役場前から、当時の村人が避難した高台の神社まで約2kmを、ひとり一人が手に持った松明(たいまつ)の火を掲げながら、道を照らし歩いた。
京都「時代祭」3年ぶり都大路に衣装姿の大行列 2022年10月24日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 葵祭(5月)、祇園祭(7月)とともに数えられる京都三大祭の一つ「時代祭」が10月22日行われた。この祭りは明治維新を先頭に、計20ブロックの隊列が平安時代まで時代を遡る形で編成。それぞれの時代の衣装を身に着けたおよそ2,000人が京都御所から平安神宮までの約4.5kmを練り歩く「時代祭行列」が呼び物となっている。新型コロナウイルス禍で2020、2021年は中止され、3年ぶりの開催となった。 今回は、20ブロックごとの代表的な人物、坂本龍馬、織田信長、羽柴秀吉、楠木正成、皇女・和宮などが登場した。見物客らは各時代のファッションや髪型などに見入っていた。